2013/10/14

(No.2072): dewey[デューイ] レコーディングとミックスダウンの日(そのまま)


レコーディングとミックスダウンの日。
dewey の一式。
我々はこの日のために様々な準備を整えてきた。
やんごとなき日々の定めの中、この日に向けて
各自の範囲で出来る作業も出来ない作業も
こなしつつ、果たしてスタジオ録音としての
必要な歌録りと両者の意思を反映させるための
ミックスダウンの儀を滞りなく執り行った。




筆者は真空管マイクプリアンプとコンプレッサーを
マウントした3Uラックを持参。
歌録音はやはり専用のマイクプリを通したい。
ノイズもそれなりにある安物ではあるが
やはり真空管を含むハードウエアの部品群を流れた
電気信号の色気はパソコンでのみ引き回した音に
比べて粗暴である。
整った整然とした音の中での粗暴は際立つ。
しかもこのコンプはもう20年前のものだ。




SM57は当然としてもポップガードもヘッドフォンも
ましてMac外部モニタカプラーも
一切合切スタジオ常備無償貸し出しOKという恩恵に
一筋の光を視るに至り、そうこなくっちゃそうでなくっちゃ
と勢い舞いて
我々は、崎陽軒のシウマイ弁当を使うのである。

最近のミックスダウンときたら、フェーダーの上げ下げ
なんざせんのです。
全てはオートメーションを描くのです。
オートメーションはフェーダーに限らず
眼前のいや眼前にもない、八百万のパラメタは
全能のオートメーションの配下であることを知るのです。
瞬発的な一期一会は過去のものとなりあらゆる理は
自由の手先なのです。

全てのミックスダウンはここに完了す。
あとはマスタリング、最終マスターCDを作成する
というシナリオである。


スタジオ後、続きの作業について打ち合わせ。
プレス業者の選定、デザイン案の検討、
アルバムタイトルの決定、スケジュールの確認など。
普段のdeweyらしからぬ高機能標準装備でまいる。





こんなん
(ちょっとアレな変拍子電子音楽ボコーダ入りから
百花繚乱的電子音楽生歌唱ポエトリに至る作品集)








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