2013/10/21

(No.2075): 評価の本懐(立て膝で爪を噛みながら)


dewey CD制作

とかくベッドルームムジークと呼ばれる
個に特化した音楽制作においては、
判断の基準というものは甘いことが多い。
なぜなら、創作、演奏、録音、評価
といった全ての工程を一人で行うからである。

自分以外の他者による評価というものを受けて
むしろ作品に自分の色を着けてゆくという工程は
あながち無駄ではないだろう。
自分が精魂こめて作った作品をそんじょそこらの
輩にダセー呼ばわりされたくねぇというご意見は
御尤もとしても、むしろ悪評を糧として、
他者の視点との乖離を客観的に俯瞰することで
作品に対して新たな切り口からのアプローチや
瞬発力のような創作の発芽が目覚めることを
期待したいし、そのような存在の証しを再認識
する機会と捉えたい。

deweyのような少数編成の場合も同様だ。
とはいえ一人ではなく、必ず自分以外のメンバー
による評価というものが含まれての共同プロデュース
という体であり、作品の全てにおいて両者は責任を
負うという体である。その責任こそが、
品質を担保することにもつながっている。


そこで、テクノ耳には定評のあるstereogimmikの
edieに試聴してもらい感想を聞くことにした。

感想。

1曲目
「ごちゃごちゃしてる」

2曲目
「なんかしゃべってる」

3曲目
「(笑)」

4曲目
「詞が載せられないんじゃない?」



いい評価だ。
よし、完成した。







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