2013/11/22

(No.2091): MICROBRUTEをさわる


Arturia MICROBRUTEをさわる。
予てからの好評判で話題沸騰中であり
youtubeでもデモ動画或いは有名アーティスト達による
レビュー動画などを見るにつけ、実機を見てみたいものだ
実音を聴いてみたいものだと常々思っていた。

たまたま仕事が空いたタイミングで
楽器屋をはしごすることができたので
それぞれのお店で思いっきり触って音を出してみた。
場所は池袋のKEYとイシバシ。
どちらもヘッドフォンでのみの試奏だった。




MICROBRUTE
大きさは、申し分無し。ライブに最適。
どちらのお店も隣にはminibruteも展示してあったので
比較できて丁度良かった。
ミニ鍵盤も良いサイズに見える。
重さは、意外と重たっかが持ち運びは屁でもない。
しかしもっと軽いものかと思っていた。(約2kg)

ノブの固さが丁度いい。
もっと軽くてもという意見もあるようだが
筆者は丁度良かった。これくらい抵抗があったほうが
いじくりがいがあるというもんだ。

しかし、なんといっても出音が素晴らしい。
チープな言い方だけど、ほんとうに音が太い。
そして不思議なことにエンベロープとの組み合わせで
驚く程音が変化する。
低域が急に出て来たり、中域が抜けたり。

オシレータの豪華さ。
Metalizerの倍音付加が凄まじい。
加えてスタイナーパーカーフィルターのえぐさ。
これら音を作る上での構成要素の一つ一つが
またよく出来ている。
筆者の音の嗜好に非常に近い。

ステップ・シーケンサーの素晴らしさ。
自分でパターンも組める。
エンベロープを弄ってもシーケンサーの出音が変わるのが
面白くて、予想もしない音に出会う。

そして全体を通して言えるのは
普通の音がしないという点。
とにかく個性的、音に汚れた美しさがある。
これ一台だけで多重録音して
ギャニュギャニュ電子音響作品を作ってみたくなる。

というかライブで使う。使いたい。
中心的に使いたい。


あと、実売価格。
ずいぶんがんばってる。


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