2014/11/26

(No.2275): 34年間の電子雑音集積(無駄)


前回ライブ後から音楽とはほど遠い
生活を送っているわたくしは、しかし
次作の構想を練りに練っているつもり
になって相方taira師へおいら次は
すんごいテクノでテクノがテクノ
背負って激走してくるテクノを作る気
まんまんっすと打電し悦に入っていた
矢先、taira師の新曲を聴いてその
音像の高尚具合に嗚呼これでdeweyも
安泰だわたくしにはもはや出張る居所は
ない、かくなるうえは爪に火を灯しながら
貯めたなけなしの蓄えを二輪や四輪の
ために切り崩し、この寒空に寒いよ寒いよと
震えるような声で静かに慟哭する日々を
粛々と送っておりますこんばんわ。




deweyのオモテはtaira師に委ね一方
わたくしといえば乏しい旋律に勢いだけの
変態電子雑音を重ねるという手法で
deweyのウラ担当を生業っております。
陰陽は万物の定理。自然の摂理。
影もまた必要なのです。

しかし思い起こせばわたくしはこのような
電子雑音演奏制作をはじめて来年で
34年目を迎えようとしております。
年数ばかり喰ってまったく進歩もなく
1981年にテクノ人となった時分と
なんら変わることなく傍若無人で
非論理的な思考の元、電子雑音を
積み込んで行くという手法は今も
変わりません。

制作環境は激変しましたが
不思議なもので生身の人の感覚
というものはあまり変わらないようです。




ちなみに制作環境(レコーディング環境)の
変遷の概略は以下の通り。


1981年頃 カセットデッキ2台でのピンポン (全て手弾き)
1983年頃 4TRカセットMTR (ドラムマシン以外基本全て手弾き)
1986年頃 1/2インチ8TR MTR + デジタルシーケンサー
1990年頃 1/2インチ8TR MTR + Cubase (Mac)
1994年頃 ハードディスク8TR MTR + Cubase2.0〜(Mac)
1998年頃 CubaseVST〜SX (Windows)
2006年頃 Cubase4〜5 (Windows)
2010年頃 AbletonLive8〜 (Mac)




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