2012/09/02

(No.1796): 孤独の80年Riot


TVドラマ版「孤独のグルメ」シーズン2が始まるとの由。
願ってもないこってす。
TV版は久住さん原作の漫画とは少し雰囲気が違うが
とはいえ当の久住さん自身も制作に関わっている
だけあって、台詞のいいまわしとか、原作の漫画と
同じ温度を感じる。
シーズン2もそんな塩梅だろうと思うと
わくわくする。

TVドラマでわくわくするなんて
ありがとう」以来だ。





ところで、このRiot in Lagos かなりすごくいい出来。
80年のワールドツアー、ロンドン。


"Riot in Lagos" /world tour 1980(London)



1980年のライブでこれだけの音響的アプローチってやっぱり
すごいとしかいいようがない。
当時のロンドンの人なら理解できたでしょうが、
日本国内でこれやったら一般人は引いたでしょう。
凱旋で武道館かどっかでやったかもしれないけど
ここまでアバンギャルドっぽい編曲は確か
してなかったんじゃないだろうか。
(してた?違ってたらごめんなさい)
1981年のBGMとかテクノデリックの直前ではあったけど
既にこの調子の兆しがあったんだ。

1980年といえば筆者は当時17歳だったので
完璧なYMOリアルタイム世代であるけれども
その時はまだYMOといえばわかりやすいタテノリの
ライディーンとかテクノポリスとかで有名だったので
あまり興味はなかったのだ。

しかし1980年といえば「増殖」の「Nice Age」で
カッケー と思い、
スネークマンショーのレコードに収録された
「磁世紀開け心」で なんじゃこりゃマジでか と思い
1981年の「BGM」で 完全に心を打ち抜かれた。

そんな系図を辿る旅のしょっぱなの時点で
既にその空気を醸し出していたのだった。
改めてすごい人達だと思う。

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