2013/09/25

(No.2064): MH4候由。


iOS7の細身に変身したその姿に
少なからず感動を覚えた後
著しく屈強な珈琲豆を一つ鼻の穴へ納め
その足で隣人の扉を激しく叩きした刹那
まるで濃い口醤油製造を生業としている
従兄の顔のような仕草で
モンスターハンター4の続きを打つ。
しこたまと藪から棒にMH4の続きを打つ。


今作はストーリー性の充実が図られているが
私は懐疑的な想いを抱いている。
モンスターハンターにどれほどのストーリーが
必要というのか。モンスターハンターとは、
既に出来あがっている物語を作者の意図通りに
忠実になぞっていく所謂ロールプレイングとは
異なり、ステージの設定はあるにせよ
あくまでも個々のプレイヤー自身が己の物語を
構築、展開してゆくという認識である。

従って、ストーリーなどとはt


あいや、待たれぃ。
貴殿は何か勘違いをされてはおらぬか。
あれはストーリーであってストーリーでは、ぬ。
ゲームシステムの簡潔な取説的有り様とござ
候へど、断じてストーリーでは、ぬ。
いや、重ねて言うならば、貴殿も2ndGからの
芸達者なれば存じ候由。
貴殿のホンモノの物語について。



嗚呼、そうであった。
失念していた。
今作モンスターハンター4において
大量のゲーム要素や仕組みやカラクリに我々は
翻弄されていたのだ。
全てのストーリーは本当のホンモノの
モンスターハンター4の真髄のために用意された
カリカチュアだったのだ。
つまり
本当の物語はエンドロールが流れてから始まるのだ。
そうだ、モンスターハンターとはそういう世界だった。





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