2014/02/12

(No.2136): 下戸上等


会話中失言してそのことに気付きながら
その場は何事もなかったかのようにさらと流しつつ
後でじくじくとくよくよと後悔の波をかきわけながらも
俺は僕はいったいどこへ行くんだったっけあっそうだ
ヨドバシでUSBメモリ買うんじゃなかったっけー
そうだそうだ忘れるとこだったよーにょー
とさっきの悩みなど便壺へ綺麗な放物線投棄できる方は
是非ともこの電網辺境の地の屑ブログへ
お越しくださいこんばんわエフオピです。

身を挺すると見せかけての保身百パー。
業の深さに微笑む。
斬捨てご免。




さて、
ご存じの諸兄も数多いらっしゃることと思うが、
筆者はお酒が一滴も飲めぬ。
そんなことどーでもいーという向きも
おありであろうことを十分に拝承仕りながらも
筆者はアルコール系が一切合切飲めぬ。

であるからして、この歳になっても居酒屋
というジャンルには滅法弱い。
というかほとんど知らない。
というか行かぬ。

一人で赤ちょうちんの暖簾をくぐり
大将とりあえずビールね!
などというシチュエーションと台詞は
この齢五十年の人生において一度たりともない。



たまにお酒も出しているようなお店に夜行くと
お飲み物は?と必ず聞かれるが
えっと水、あ、お茶でお願い致します、
と応じている。
だから筆者には晩酌などという文化もない。

お酒を嗜む方と食事等をする場合
ハッとすることが多い。
おおそうか、フツーはここでビールなんかを
注文するのかという新鮮な心持になる。

職場での飲み会的なものでは
盤石のアイス烏龍茶でキメる。
最近はノンアルコールビールというのも
出ているようだが、あれはマズイ。
一度だけ興味本位で飲んだことがあるが
そもそもビール本来の味が好きではないので
美味しくはなかった。もういらぬ。

そういえば、過日、
飲み会の席で筆者と同い年の男性社員から
私も最初はあまり飲めなかったんですが
無理矢理飲むようにしたら
飲めるようになりました
エフオピさんも無理矢理飲めば
飲めるようになりますよ
と嗜められたことがある。
しかし別にお酒が飲める人になろう
となど全く思っていないので、まして
無理矢理に飲むなど1兆パーセントないが、
はぁはぁそうですかーと一応気を使いつつ
全否定はせずに流していた。



数年前、仕事で中国の大連に行った際、
夜の歓迎会的な飲み会でも一切飲まなかった。
仕事で訪なっているのだから、そこは、普通、
大人の事情で飲まなければいけないのだろうが、
それでも筆者は断じて飲まなかった。

あすこは白酒(バイチュウ)という
アルコール度数50度もある強烈なお酒を
飲む習慣がある。
キツイお酒なのでおちょこくらいの小さい
器で飲む。しかしそれを何杯も飲む。

誰かが今後ともよろしくー的なことを叫ぶと
丸テーブルの全員が白酒の入ったおちょこを
持ってテーブルにコンコンと二度ほど当てて
皆一気に飲むのだ。
その丸テーブルに、酒も飲めないウダツの
あがらぬ日本人が一人、神妙に座っている絵を
想像して欲しい。






しかも、大連から帰った翌日に
deweyのライブをやった
のだ。







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