2014/02/08

(No.2133): 贔屓のラーメンとの


京王井の頭線永福町駅前に存する
大勝軒についてはこの屑ブロギーを
流し読みされている賢い諸兄にとって
一度は耳にしたことのあるラーメン屋
屋号であろう。
とりもなおさず筆者の数十年間における
ラーメン最高位に君臨するのがこの永福町・大勝軒である。
正確には
永福町・大勝軒とその暖簾分け店である。

なに?
つけ麺が美味しいでしょうだとぉ?
そんな腑抜けたメニウなどないわたわけ。
なに?
最近カップラーメンにもなりましたねだとぉ?
そんなメーカーとタイアップしてまで
インスタントで作れるようなスープなんか
ウチには置いてないわたわけ。
それは「池袋」の方です。
ぜんぜん違います。
全く別の店です。
たまたま同じ名前なんです。


筆者高校生の時分。既に34年も前だ。
筆者地元駅に大勝軒の暖簾分け店があった。
筆者はその当時からの贔屓。
なんて旨いラーメンなんだと思った。
煮干ししょうゆ+浮かぶ油の一択スープ、
そのスープは火傷必須の熱さ、
そしてなんといっても
ノーマルで二玉半という麺の量、
冬場ではゆずの皮の小片が浮かぶ。

しかし数多あるラーメン批評関連電網を
拝見すると永福町・大勝軒は酷評も多い。
やれ麺が柔らか過ぎるとか
やれ量が多過ぎるとか
やれ高すぎるとか(1杯1000円也)
二度と喰うかボケこのカス野郎的に
ご好評を頂いているのを見かけるのだ。

他の方がどうお感じになろうと筆者にとっては
王者であるのだから何の悶着もない。
麺は本家の草むら商店さんからの供給で、
あの柔らか麺の理由もわかってはいるが
そんな理屈は無用の助、ただ喰うのみ。

「火傷するよな スープをすすりゃ すべて帳消し 大勝軒」
「旨い後味 煮干しのスープ 小ゆずが効いてる 大勝軒」




こんな雪の日には口中をしこたま火傷しながらの
永福町大勝軒の一杯が、粋である。




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