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FIAT Panda100HPのシフトブーツを交換したので
後世のためにその作業内容を記録します。
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シフトブーツの調達
イタリア自動車雑貨店ではBLACK社のシフトブーツが
完売とのことだったので、国内で本革ハンドメイドで
製作されている「5038.net」さんでオーダーしました。
発注から納品まで30日以上かかります。
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交換前の状態
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シフトブーツの取り外し
もともと上部の一部が破けてしまっていたので
そこを広げるようにして取り外しました。
シフトブーツは下部に大きなリング状の
樹脂製のパーツにツメで取り付けられていて
インパネ自体にもそのツメが噛んでいるだけで
取り付けられています。
めくりあげたところ
全体を取り外したところ
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リングを取り外す
シフトブーツからリングを取り外します。
こういう部品。
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シフトノブを外す
これは写真のような工具がなければ外せません。
手持ちのペンチやプライヤーでもノブの直径まで
広げられなかったので急遽近所のホームセンターに
写真の工具を買いにいきました。
ちなみに最大300mmまで広がる工具です。
きっちりと挟んで、時計方向に回したらガキッと
動いてあとは上へ引き上げるようにして取りました。
けっこう力が必要です。
あと、シフトノブにすごい傷が付くのでウエスなどで
挟むと良いでしょう。最初試しに素でやったら
がっつりと削られてしまいました。
外れましたの図。
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レバーの部品取り外し
シフトノブが外れるとバックギアに入れる為の機構を
司る部品が元シフトブーツと共に外れます。
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レバーの部品(バックギアに入れるための部品)
元シフトブーツを取り外したところ。
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グリスアップ
せっかく取り外したので稼働部にグリスを塗布しておこう。
グリスアップは、レバーの根元(ギア稼働部)とレバー全体、
バックギア部品など。
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新シフトブーツの取り付け(1)
先ずはさきほどのリング部品を取り付けます。
リング部品ツメの位置とシフトブーツの切れ込みの位置を
確認しつつ、実際に稼働する方向も確認しつつ。
新シフトブーツの取り付け(2)
リングを取り付けたらレバーの部品(バックギアに
入れるための部品)をシフトブーツの穴に通します。
写真にあるようにレバー部品の下部から
シフトブーツの穴に入れます。
逆側のレバー部品の上部からだと大き過ぎて
入りません。
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シフトブーツ取り付け
取り付け方向を確認して、インパネのツメ穴と
シフトブーツ、リング部品のツメとを合わせて
カチンとはめ込みます。
その時、シフトブーツの下部の余り部分を
リングに織り込むようにしてはめ込みます。
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シフトノブの取り付け
先ほどの工具で今度はシフトノブを取り付けます。
レバーに差し込んだら強く押して入れます。
シフトパターン図が水平になるように調整しますが
少し傾いてついてしまいました。
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完成です。
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