カフェインが好きなメフィストをおだてるには
コーヒーを勧めればよいが生憎と切らしていた場合
チョコレートをあげればよい。
あまり甘くない板チョコならなお喜ばれる。
しかし相手は厄介な奴だ。
図に乗り始めたら笛を使って有利に話しを進めよう。
機嫌を直したメフィストは云った。
「それで用事はなんだ」
「それなんだけどねメフィスト」
「前置きはよせ。俺は時間がねぇんだ」
「じゃぁ単刀直入に云うよ、
今月の一月の三十日なんだけど」
「おい、その日は俺はだめだぜ」
「まだ何も云っちゃいないじゃないか」
「おめぇのことだ、どーせ百目のとこまで
乗せてけとか云うんだろう、
俺ぁタクシーじゃねぇぞ」
「違うよ、ちゃんと仕舞まで聞けよ」
「じゃぁなんだ」
「一月の三十日にdeweyのライブがあるんだ」
「デューイー? なんだそれ」
「デューイという名前のテクノ雑音楽のバンドがあるんだ」
「テクノ? 興味はねぇな」
「メフィストの嗜好は聞いてないよ」
「ふん」
「それでさそのdeweyのライブに魔法を掛けて欲しいんだ」
「どんなやつを?」
「■■■の■■■が■■■■になる魔法を」
「そういうのもう面倒臭ぇなぁ」
「頼むよ板チョコもう一枚あげるからさ」
「俺ぁ帰るぜ」
「待てよ、ソロモンの笛吹くぞ」
「わかったよわかりましたよ、そしたら板チョコ3枚な
場所と時間は?」
「ありがとう、ここだよ↓」
2015.01.30 金曜 渋谷LastWaltz 東京ガジェット VOL.11 OPEN 18:30 START 19:30 Live: dewey コルネリ メテオール
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