2015/03/20

(No.2318): deweyライブ後記1(at ひかりのうま)


さっそくで恐縮ですが
ちゃんとしたdeweyのライブ報告については
taira師の報告書がわかりやすく詳しいので
是非ともそちらをご参照頂きまして、
こちらは少し趣の異なるお噺を致します。

今回ライブをやらせて頂いた
大久保 音楽と珈琲 ひかりのうま
は3月オープンしたばかりのマルタさんのお店。

実は先日下見を兼ねて、
(何と兼ねたかというと、これ
大久保に来て「ひかりのうま」を探したのですが
結局見つからず。。
iPhone片手にグーグルマップで住所検索して
このビルの地下なんだけどなー
ないなー
住所からするとこの雑居ビルの地下だよなー
でもちょっと入るの怖いなー
勇気を出して階段カツコツ降りて
地階に降り立ち見渡すもそれらしい入口もなく、
しかもちょっと変な臭いがする
下水っぽい臭い
ブレードランナーっぽい
こうぇーこうぇー
只管に見つからず
えーどこなのー
と、途方に暮れました。

翌日、「ひかりのうま」のサイトに
(旧キューピッド)の追記更新を見つけ
こうしちゃおれんとパソコンでストリートビューを
手繰り寄せながら住所検索して周囲を俯瞰します。
あった。
ここか。雑居ビルじゃなかった。
昨日歩いた時にこのキューピッドの看板あった。
覚えてる。雑居ビルの並びの建物だった。
ここが入り口だったのかー




ライブ当日。万全の場所確認のおかげで
スムーズにお店到着です。
店内は昭和が漂う場末のスナック風。
さりげなく飾られている小物や調度品、
キッチンの茶箪笥など、全体的に柔らかい
昭和感を纏った独特の雰囲気を作り上げています。
そして入口は昭和年製ガラスはめ込み式
木製扉と思われるトビラ。
遮音ドアではないようです。
というか、ないです。
あのよくライブハウスにあるガッチャンとやる式
のアレではありません。
正しく昭和の家庭にあった室内扉のそれです。
リビングなんかにある室内扉のそれです。

これはもしやデカイ音は出せないんだろうな
と思いました。
リハ前まで。
ところがフツーのライブ時の音量レベル。
マルタさんはもっと大きくてもいいと仰います。
うふふ。


そして出てくる音響は意外と重圧でした。
ステージ後方に設置のPAスピーカーは
物理的にも聴覚的にも目立ちません。
まるでステージとして区切られた空間全体が
鳴っているように聴こえます。
低域も高域も必要にして十分。
特に低域は厚く感じました。
壁面は防音遮音処理されているのでしょうか
変な部屋鳴りのような音が廻る感じもなく
比較的デッドな印象を持ちました。

トリであるマルタさんグループの圧巻の演奏は
テクノトラックにシューゲーザー種の爆音で
音響の弾幕であり、そもそもこんな大爆音で
昭和年製ガラスはめ込み式木製トビラで
大丈夫なのかしら、と心配するほどでした。



終演後滞りなく耳キーン。
まさか昭和年製ガラスはめ込み式木製トビラで
耳キーンになるとは予想しておりませんでした。



カウンターの上に石塊が置かれていて、
その石に「南極の石」¥2000と書かれた札が
巻きつけてあります。
古物店(フリマ?)で購われたそうですが
「この札取っちゃったらただの石なんですよねー」
と笑顔のスタッフの方に「ひかりのうま」の真髄を
見た気がしました。


あ、忘れてた。
deweyライブの雑感はまた次回ということで。
そりでわ。



(Photo by エフオピ.dewey)


(おまけ) 
ちょっとだけぼくらの様子を。





(Photo by edie.s ex stereogimmik)




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