2015/03/31

(No.2324): 今昔テクノでライブで物語


小学4年生のとき担任のA子先生から
エフオピくん若白髪あるわねなんか苦労してるの
エフオピくんクマがあるわねちゃんと寝てるの
などと聞かれたものだがどれも思い当たることはなく
はて何もないのに白髪やクマがあるボクって
と心が微妙に傷ついたまますくすくと
育ちましたこんばんわ。

この年齢になると白髪もクマもまったく
気にならず白髪などむしろもっと増えないかな
増やしてくださいあっはっはっはっはー
などと嘯いていながら本当はメガネを利用して
クマ隠ししたり、ちょっとジジ臭ぇから
髪染めてみようかしらーなどとケツの穴の小ささを
大々的に知らしめておりますゆえ昨今の打ち込み系
電子音楽系或いはエレクトロニック、テクノといった
音楽ライブがライブハスウやクラブで普通に純然と
行われているさまに良い時代になったなと心底想っている。

いや昔も少なからずテクノのライブはあった。
だいたい筆者自身も80年代からテクノ系ライブを
やっているから自分自身のこととして知っている。
テクノといえども基本、楽器による生演奏だ。
テクノっぽいことと言ったらカセットテープで
オケ流したり、BOSS DR-55をポコポコ流してるだけ
だったり。
それをバックにカシオトーンでコード弾くとか
バイトしてやっと買ったRoland SH101で単音
メロ弾くとか。
(↑今と大して変わらない)

しかし時代が下ってくると状況も変わってきた。
次第に楽器の範疇が広がっていったからだ。

一時、プレイボタン押すだけで何がライブぞ
みたいな批判的な意見もあったが
電子楽器の様々な多様性のおかげで
グルーブボックスなどによるスイッチやノブといった
機械操作やカオスパッドにみられる指運による演奏も
生まれた。
或いは様々な音源を立ち上げたミキサー卓を
ステージ上に置きそれをリアルミックスしたり
ミュートしたりして曲を演奏するという形態も現れた。

現在では例えば全てソフトウエアによる音源、
楽器群をモニタ画面とMIDIキーボードで演奏する
といったノートPCの中だけで完結してしまう環境だったり。
(dewey taira師)

かと思えば、アナログシンセや単機能ガジェット類
の音源を所狭しとステージ上に並べて
そのハードウエアの物理的インターフェイスを
駆使して演奏するといったライブだったり。

その中間だったり。
(dewey エフオピ)

何れにしても興味が尽きることがない。
そんな電子音楽系ライブの多様性は
とても素晴らしいと想う。

そして何より我々にとって最大の糧は
オーディエンスのテクノ音楽ライブへの許容性である。
つまり所謂トラディショナルな楽器でなくても
トラディショナルな演奏でなくても
それを認めて楽しんでいること。
それが何よりの糧なのである。



しかしキミ、そんなことより
やはり一番重きを置くべきは、
あれだ、楽曲自体だらう。


ふりだしに戻る。



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