2015/03/25

(No.2321): 35年前のかっこいい


筆者は35年前の高校生の時分に
ある国家資格を取った。
といってもまったく大層なものではない。
それはアマチュア無線技士の免許だ。

一応、国家試験を受けて取る資格である。
無線の免許には人に与える無線従事者免許と
無線局に与える無線局免許がある。
国家試験を受けて取る資格は無線従事者免許である。

無線局免許とは無線従事者が行う無線業務の設備に
与えられる免許状である。使用する周波数帯や
変調方式、出力、アンテナの形状などを申請し
コールサインを付与してもらう。

無線従事者も無線局もそれぞれ免許証、免許状がある。
無線局の免許状は5年ごとに更新する規則なのだが
無線従事者免許は一度資格を取ると一生涯更新がない。

無線従事者の免許証は今ではどのような形態なのか
不明だが、35年前の免許証はiPhone5くらいのサイズの
コーティングされた厚紙が二つ折になったもので
表紙には「日本国政府」の印字があり、中のページに
自分の顔写真が添付されている。
そこにも「日本国政府」の押し型印が押されている。


生涯更新がないため写真が35年前の高校生のままだ。
しかも筆者の黒歴史とでもいう時代の写真だ。
髪型といい体型といいまるで別人だ。
(しかし本質はあまり変わっておらず)
なんか着てるシャツも当時とはいえダサい。
ただしく鈍臭い奴のカテゴリに入ろう。
しかしこのわずか1年半後にはテクノ人に転身するのだった。
人生面白し。


これだ。



<写真 自粛>



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