2011/02/03

(No.1322): 昭和屑麺


昨日、筆者が小学生の時に食べていたという
ベビースターラーメンの話をこの拙屑コラムに
書いたが、当時(おそらく小学4年とか5年とか)
の情景がもくもくと脳裏に蘇ってきた。
どうでもいいしょうもない話しばかりで恐縮だが
己のためにしるしておこう。


いきなりだが、話は飛ぶ。

筆者の母方の郷里は東京北区十条なのだが
あのあたりの昭和40年代というのは
東京の外れ北区といえども東京下町の
長屋の情景があちこちに在し、
庶民の匂いのあるとてもいい街だった。
学校が休みの期間はよく十条に遊びに行った。
母方の実家はそんな長屋の中辺の家で
その長屋の一番端には駄菓子屋があった。

その駄菓子屋は夏にはヨシズが立て掛けられ
店前には木の腰掛けがあり、ガラス瓶には
駄菓子が詰まっていて、木の箱からは心太が
ニュルニュルと作られ、駄玩具類も諸々掛けられ
鉄板では焼きそば(具なし)を焼く。

今思うと定型的な昭和30~40年代の
下町の駄菓子屋さんであった。
店主はおばさん。当時の筆者から見たら
おばさんだったのだが、思い返せば
今の筆者よりも若干若かっただろう。
そもそもここにはおばさん一人で住んでいた。
訳あり風な感じだった。



さて、話が脱線したが、この駄菓子屋には
くだんのベビースターラーメンは置いてなかった。
しかし類似品はあった。

どうみても、インスタントラーメンの袋の底に
散らばっている麺の残骸じゃないか
と思えるような色のついていない素のまま
それが小袋に入れられて販売されていた。
まさに、インスタントラーメンの屑だ。

と、ここまで書いて、情報を検索したが
上記のような商品が見当たらない。
記憶が曖昧なので確証は全くないが、
ベビースターラーメンではなかった。
と思う。

と、ここまで書いて、さらに追求したら
わかった!

ラメックという商品名でブタの絵が描いて
あるやつだった。
その写真を探しているが未発見。

そうそう、ベビースターラーメンが
10円のところラメックは5円だったので、
ベビースターラーメンは高級品の
イメージがあった。



オチなし。

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