2011/04/17

(No.1373): 新音楽班


土曜日 16:00 
東京代々木、北参道交差点。
プロントにて、
deweyの平さんと密会の儀。
deweyの今後の活動方針に着いて
忌憚のない意見を交換する。

「出社初日が金曜で月曜までに
企画三つ作って来いというのです」
「薄給のくせにMacBookとWaveDrumを
買っちゃいました。殴ってください」
「ラーメン二郎はラーメン二郎という食べ物です。
先ほど完食し、今、絶不調です」
「アイホン開発などと百年早いわ」
「震災が」


小一時間でプロントが店じまいに
なってしまったので散開する。
近々にスタジオで爆音出しましょうという
合言葉を交わし、辞す。



そのまま3m歩いて代々木スタジオノアを訪う。

2003年ぶりにお会いする筆者と同い年の
えびたさんとの音楽ユニットの初練習である。

ユニット名は CYRKON という。
シリコンと発音するのかと思ったら
そうではなく、
シルコンとかそんな塩梅らしい。
なんでも意味は、
地球で最も古い鉱物の名前ということである。
そうこなくっちゃ。

もともとは、えびたさんの音楽名義ユニット
であるが今回、縁あって、
筆者もそのユニットへ加えて頂いた
という塩梅式である。


土曜日 17:30 - 21:30 
東京代々木、北参道交差点。
サウンドスタジオ ノア


さて、このユニットの音楽としては
四十代後半のおっさん二人組が
80年代NewWave色をひっさげつつ
ちょっと大人な電子音響系反復式な
音楽をやっていこうというユニット。

という感じだろうか、
と、事前に依頼されていた
えびたさん制作の音源数曲を元に
ライブ用バックトラックを作っていて
思った筆者の勝手な感覚であった。



実際にスタジオで音合わせをする。
それは筆者の想像を超えた音楽になった。

えびたさんの楽器はギター。
しかし、単なる音符を演奏するだけではなく
フィードバックやファズなどを組み合わせて
轟音の音響の弾幕を張るという演奏である。
それが、連綿と続く不思議な電子音響の
ミニマルシーケンスに絡まる。

深い海のような感じ。

筆者の担当はドラムというかリズム。
スタジオの生ドラムも使用したが、
KORG WaveDrumをメインで使用した。
バックトラックに人力によるリズムを足す
という基本的な演奏形態に加えて
えびたさんの音とのマッチングを意識した。

ジャズ的手法によるインプロヴァイズ
というと格好いいが、行き当たりばったり的な
その場のテンションによる音の出し方。
音楽の原点に近い。

数曲、デモ用としてレコーディングも実施。


スタジオ後、デニーズにて今後のCYRKONの
方向性について夜遅くまで語り合う。

「計画停電は無計画停電です」
「25km歩いて泣きそうになりました」
「停電時ラテン聞きながら踊ってました」
「旧友Nがスネークマンショーを」
「原チャリ買いました」
「フジロックですか」
「フジロックです」

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