2011/04/01

(No.1362): 巫術筐体


Appleの開発者向けプログラム。
その仕組とダンドリが非常に分かり難い。
からまった紐を解きほぐしながら
Appleサイトの解説やらを読み進めるが
同じような境遇で自ら書き記された
日本人他者様が解説されているブログ等
やらも併用しなければ今ひとつ要領を得ない。

結局、
その甲斐もあり概ね理解はできたが
読み進めるうちに全体の構造というよりも
もっと直接的な問題が内在しているという
ことを知る。

その直接的な問題に触れる前に、先ずは
Apple開発者向けプログラムの全体の概要に
関して記しておこう。

Appleデベロッパーに登録する。
そうするとiOS SDK(開発環境)がダウンロード
できるようになる。
あとは指定のOSを搭載したMacがあればいい。
これで開発することは可能である。

しかし、これだけでは、
そもそもiPhoneという実機で開発したアプリを
動かすことが出来ないというのだ。

どういうことかというと、
Mac上で開発したiPhoneアプリは、
iPhoneエミュレータ上でデバッグは可能であるが
あくまでもMacの中でのみ動いており
それを、iPhoneへ移すことが出来ないのだ。
それを行うためには
iOS Dev Centerのメンバー(有償)に
登録しなければならない。


もっと、言うなら、つまり、
APP Storeで開発したアプリを有償無償に関わらず
公開する場合は、
iOS Dev Centerのメンバーにならなければならない
ということなのだ。

年間参加費 ¥10,800


まったくどういう商売なんだ。
windowsなんかはそんなものないのに。

(まぁまぁAPP Storeというアプリ流通の基盤を
利用するための料金と捉えなよ)


で、さらに、上述の「問題」の件。
Appleデベロッパー等の登録にはAppleIDが必要で
これはiTunesなどで使用している既存のAppleIDで
かまわないらしいのだが
そのアカウントの内容を全て英語
(アルファベットと数字)で作成しておかないと
あとあとエラーが発生してしまうというのだ。
名前はもちろん、住所も全て。
アクティベーション等でエラーに
なったりするらしい。

しかも、全てを英語に変更したにもかかわらず
Appleデベロッパーにサインインし、自分の
アカウントを見てみると名前のところが
??になってたりする。
変更したにもかかわらずだ。
これはあとで、エラーの元になる。
修正するためには、Appleのサポートに
直接依頼しなければならないのだ。
この煩わしさッ!

この件はググれば数多くヒットする。
日本人開発者は皆、この件で困っている。


いろいろ能書きばかり規定しているなら
こういうところをもっとしっかりと
対応するのが筋だろう。
費用を請求しておいてアップルよ
あんた何様のつもりなのかッ!

(まぁまぁ、今はそんな状況なんだから
しょうがないよ。英語で書きなよ。
で、だめならAppleサポートに連絡してみなよ)


このふざけきった足かせ
ぞくぞくする。
ますます乗ってきた。
待ってろ。

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