2014/04/07

(No.2166): 庶民慾食


deweyのtaira氏は肉好きで知られている。
「肉必須、野菜は青汁でいい」という名言や
ステーキ大盛のお伴にハンバーグを注文するという
野生派だ。
曰く「ご飯でお腹が一杯になるならその分
私は肉を喰いたいのです」。
非常に明確でこれだけ徹底されると
たいへん気持ちが良い。

しかもtaira氏は食べる量もしこたま多い。
しかしスリムな体形を維持されている。
体質もあるのだろうが「努力している」
というからさらに輪を掛けてすごいと思う。


翻って筆者の場合どちらかと言えば
肉派ではない。
とはいえ献立に肉がないと少しだけ
残念な気持ちにもなる。
しかし肉を食べなくても別段困らない。
さりとて魚介類が好きかと言われれば
そうでもない。
肉の種類で言うなら筆者の場合
鶏>豚>牛という格付けだ。
鶏肉が一番好き。
豚は脂身以外なら好き。
牛は美味いとは思うが肉の味が
リアル過ぎて進んでは食べない。

ちなみに鳥の祖先は恐竜というが
恐竜も鶏肉みたいな味だったのだろうか。


ところで、筆者は嫌いな食べ物は
そう多くはないと思うのだが、
所謂酒飲みや大人が好きなものは苦手だ。
例えば、「いかの塩辛」、「蟹みそ」、
「いくら」や「すじこ」、あるいは
「生レバー」など。
焼き肉の「ホルモン」も苦手。
あの脂が胸焼けする。

「いかの塩辛」に至っては中学生頃
まではむしろ好きだった。
特に、ご飯にのせて上からお湯を
掛けてたべる「いかの塩辛のお茶漬け」
は好物だった。
逆に大人になってから美味く感じなく
なってきて、今ではほとんど食べない。

「牡蠣」も苦手だ。「生牡蠣」は特にだめ。
カキフライは食べられないことはないが
進んで食べない。
冷めたカキフライほど不味いものはない。
あと、生卵もあまり好きではない。
特に白身。あのドロドロがどうも。
しかし、
旅館の朝食では「たまごかけご飯」が
美味いから不思議だ。


筆者はこの歳になっても
子供の好きなメニュウが大好物だ。
カレー、ラーメン、ハンバーグ、
スパゲティは男の子の王道だろう。
チャーハンもピラフも餃子も好きだ。

しかし食材ジャンルであげるとするなら
穀物、豆、野菜を好む。
筆者の食事では、野菜は必須だ。
特に生野菜。
外食ではサラダは必ず注文する。
生ではないがほうれん草の
おひたしも好き。かつぶし掛けて。


そんなおまえさまの一番好きな食べ物は
何なのだ問われれば
わたくしは躊躇せず「納豆」と答える。

とはいえ、納豆オムレツだの
納豆サンドだの、納豆何某という
小洒落た食い物には興味はない。

「ごはんに納豆をかける」一択のみ。
(納豆ごはんという言い方は好きでない)
(なんか混ぜご飯みたいだから)
(納豆かけたら混ぜない)

次いで炊き立て白米は言うに及ばず、
味噌汁と来る。
東京だから鰹だしに合わせ味噌、
具は豆腐とあぶらげ、わかめを散らす。
大根の千切りもいい。
そして脇役には、胡瓜と茄子の
ぬか漬けがいい。青く瑞々しい胡瓜を
所望する人が殆どだろうが、
漬かりすぎて酸っぱくなったのもオツだ。
茄子の紫のグラデーションも食欲を
そそる。

「ぬかみそへ思ひ切る手の美しさ」


「ごはんに納豆をかける」のアテは
夏なら冷奴。
薬味は葱と生姜と茗荷だ。
同じ大豆なので納豆と豆腐はよく合う。
茗荷の存在が豆腐を惹き立てる。
初夏の茗荷は格別に美味い。

あと、目玉焼き(黄身が半熟)を
「ごはんに納豆をかける」に乗せて
食べる美味しさ。
はふはふ言いながらかっこむ。

生卵を納豆に入れる式もあるが
上述の通りわたくしは生卵が苦手
なので卵は目玉焼きにする。
これがまた納豆にすこぶる合う。

従って目玉焼きは醤油で喰う派だ。







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