2014/04/20

(No.2173): ライブ週間の(師匠弟子編)



携帯ストラップ紐作りの名工
ミグタソウスケ師匠と弟子のセギタカヒロ、
師匠の工房にて


弟子 「いやもうびっくりしましたよ」
師匠 「でしょう?」
弟子 「ぴったり合うんすよね師匠の作ったやつ」
師匠 「もうね、君ねボク何年やってきてると思ってんの」
弟子 「いやもうわかんないすけど」
師匠 「もうね、君のね、生まれるずーーっと前からよ」
弟子 「え、携帯ストラップってそんな昔からあったんすか?」
師匠 「もうね年季違うから、君、セギ君、いくつだっけ」
弟子 「28っす」
師匠 「あ、もうね全然ね、え28?」
弟子 「はい」
師匠 「あーそう・・」
弟子 「あの、師匠、何年間やられているんですか」
師匠 「君ね、セギ君ね、何年やってきたかとかってね、そーゆーんじゃないんだよ、わかる?」
弟子 「・・・・」
師匠 「・・・・」
弟子 「いや、今、師匠私の生まれる前からやってたって」
師匠 「君ね、そういう過去の事にこだわってちゃダメよ」
弟子 「いや、ちょっと、意味わかんないすけど」
師匠 「君にはまだ早かったね、すまなかった」
弟子 「・・・・いや、そうゆーんじゃなくて・・・」
師匠 「まだ早かった」
弟子 「・・・・」
師匠 「そんなことよりセギ君、今週の木曜の夜は空いておるのかね」
弟子 「おるのかねって・・・、木曜はすいません用事がありまして」
師匠 「なんだ君、師匠のわたしがだね、直々に誘っておるというのに断るっていうのはどういう了簡なんだ」
弟子 「すいません、もう用事がありまして、その・・」
師匠 「君、セギ君。セギ君、それはあれかカノジョと逢うのだろう?」
弟子 「師匠、ちょっとプライベートなんでそこは勘弁してください」
師匠 「君、セギ君、たとえ用事があったとしてもだね、先ずはどんなお誘いか師匠に伺うのが筋じゃぁないのかね、え?セギ君よ、ん?」
弟子 「あ、いや、それは失礼しました、えー木曜の夜何か?」
師匠 「君は、ギャニュギャニュ電子音楽は好きかね」
弟子 「は? 唐突ですね、あまり好きではないです」
師匠 「好きではない、というのだね」
弟子 「え?ギャニュギャニュって?」
師匠 「デューイというバンドのライブを観に行かんかねとゆっておる」
弟子 「それが、ギャニュギャニュなんですか?」
師匠 「4月の24日木曜日、池袋の手刀(チョップ)というライブハウスでやるんだがね、どうだね、一緒に」
弟子 「・・・・」
師匠 「時間は20時50分だ」
弟子 「え? いやいやいやいや、ちょっとそういう音楽は苦手で」
師匠 「食わず嫌いはいかんよセギ君」
弟子 「苦手以前に用事があるって言ってるじゃんか」
師匠 「・・・・」
弟子 「・・・・」
師匠 「セギ君、携帯電話の紐作りを舐めてるんじゃないのかね」
弟子 「・・・・」



池袋・手刀 
■ OPEN / START 
OPEN 18:30 / START 18:50
■Fee 
adv. ¥2,000 (+1D)  / door ¥2,200 (+1D)
■ Live
18:50-19:20    なったむ(Blue Vision)
19:30-20:00    殺生に絶望
20:10-20:40    ある日蔵の中
20:50-21:20    dewey
21:30-22:00    カタカナ
 








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