2014/06/10

(No.2198): 「そのためのバンパー」と歌っている


dewey taira氏の或るツイートの添付画像。
はッ、これはマックブッフピロではないか。
マックブッフピロ。
たしかtairaさんは筆者と同じ
ポリカーボネイトの素マックブッフ
だったのではなかったかと思いながら
なんだどうしたと問うと
「移行アシスタントがマジ感動」
という申し分のない返答がやってきたので
その足で筆者はすぐさま
AbletonLive9でテクノを打つことにした。

筆者は嘗てstereogimmikという
ビートオリエンテッドなクラブ仕様の
ユニットを組んでいた。
(しかし解散したわけではなく
開店休業的なアレ)
stereogimmikは人声による歌はなく
あくまでも機械音声と電子音のみに
こだわり、且つ重低音キックを
最重要視した踊れそうで踊れない
変態電子音楽を作り、演奏していた。

そうだ、そーゆー楽曲をdeweyでも
やろう、いややるべきだ、いや既に
筆者担当分ではその片鱗はある、
いやもっと直球のナニをアレすべきだ
と独断で即決し、abletonLiveに向かった。

作るにあたって以下のような縛りを
自分に与えた。

1
通常楽曲のようにAメロBメロサビ
のような一般的な構成はやめる。
[一方通行構成]

2
8小節ごとにブレイクを入れる。
[隙間は重要だ]

3
8小節ごとにリズムパターンを変える。
[同じことは繰り返さない]

4
8小節ごとにシーケンスフレーズも変える。
[基本非ミニマル]

5
なるべく音数を減らす。
[ただし実際のライブ演奏ではtaira氏音も
加わるためオリジナルよりも増える]

6
BPM140とする。
[deweyとしては高速BPM]



リズム構成は3種類の音源を立ち上げ
それぞれに33個のリズムパターンを作り、
そのパターンを組み合わせて一つのリズムを
鳴らしている。
同じパターンは8小節以上繰り返さないので
パっと聴くと複雑に聴こえる。
同時にシーケンスパターンもほとんどは
8小節以上繰り返さない。
つまり8小節ごとに世界を変える。
この8小節の単位を「セグメント」と呼称する。

数カ所のセグメントではボコーダー歌唱を
入れている。ボコーダーでは
「そのためのバンパー」と歌っている。
この台詞が曲名である。

実は最初に「そのためのバンパー」という
言葉のフレーズのみを思い付いたところから
始まったのだ。


過日、夜、往路、六級改号にて駆っていると
前を走行している軽ワンボックスのリアの
バンパーがぐにゃりぐにゃりと所謂支柱の
ポールにぶつかってその形状に曲がって
いるのだ。ははー後ろ注意しないでバック
しちゃったんだな、だからあんなに
凹んじゃって、でもイタリアなんかじゃ
わざとぶつけるっていうし、そもそも本来
バンパーってそのためだよなー
あ、うん?ちょっと待てよ
そのためのバンパーっていいフレーズじゃ
ないか、うん、いいぞ、こりゃいいあっはっはh




「そのためのバンパー」は次回ライブ
6/27(金)
渋谷ラストワルツ 東京電極 vol.20
にて演奏します。
どんな曲かご興味ある方は是非ご覧下さい。


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