2014/07/22

(No.2221): 左側マフラーの内側の秘密


一般的に、酷く汚れきったバイクの
駆動チェーンを掃除する場合、
チェーンクリーナと呼ばれるスプレー式の
薬剤とウエスで、先ずどす黒い汚れを落とし、
その後チェーンルブという同じく
スプレー式のチェーンオイルを吹く
というダンドリである。

以前、バイク屋のメカさんから
チェーンクリーナに手を出したら地獄です
走ると背中が黒い点々模様になります
というお話を既に背中に黒い点々を作りながら
聞いた覚えがある。

黒い点々とは、油的なアレが走行時に
スプロケットの遠心力により
飛びまくる現象のことを指す。
チェーンクリーナは劇的に汚れが落ちるのだが
その後に吹き付けるチェーンルブも相まって
油はねの宝庫になるカテゴリなのだ。

どうぢても使うならウエスの方に
吹きかけてそれで汚れを落とすように
したほうがよい。
そのほうが飛びにくい。そうしたまへ。
と、聞いていた。


当然、想像はしていたので
チェーンルブ塗布後、ウエスで余分な油を
拭き取っている。
にもかかわらずだ。
今回も綺麗な黒い点々がバイクのマフラー付近は
もとより、背負っていたカバンに模様を
描くのだった。

そんなわけで我が六級改号(DUCATI M696)の
左側マフラーの内側は、長年のチェーン油飛びまくりで
ごま塩状態から今では焼き物の釉薬のように
よい景色を作っている。



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