2014/07/30

(No.2223): FUJI ROCK’14 (弐)


【高橋幸宏 with In Phase】
YMO以来の3回目?フジロックご出演幸宏さん。
相変わらずシャツにネクタイ姿でドラム。
かわいいカーディガンも着てた。
自身のソロ曲エレクトロニカも数曲披露し
その時はドラムじゃなくて電子機材を弄ってた。
生でユキヒロドラムと歌を拝見拝聴できて幸せ。



【電気グルーヴ】
テクノでグリーンステージを満員にする技量は
やはりすごいなと思う。
ステージセットもちゃんとフェス仕様を考慮して
いて階段状のセットを設け、その中央にブース
を配置しているので、遠くからでも
見えるようになっていた。
ピエール瀧の役どころはやはりこのバンドでは
必須だと改めて思った。
瀧氏はボーカルでもあるがやはりステージを
縦横無尽に使ってオーディエンスとの
コミュニケーションを取るところが大きい。
動きの少ないテクノライブに動きを与えている。
卓球の安定したブーミーなキックも健在。
ピエール瀧が階段セットの最上段でマイクを
股間に挟みこんだ姿がスクリーンに大写しに
されたのが印象的。満面の笑顔。



【DISCLOSURE】
筆者初見。
deweyのようにテーブルを二つ向かい合わせた
ようなフォーメーションのテクノユニット。
下手側の人は立ちドラムもやってて
えらくかっこう良い。
キックはシーケンスされているがスネア等
上ものは電子ドラムで生演奏されていたと思う。
電気グルーヴと時間帯が被っていたので
最後の方しか観ることができなかった。
残念。



【ヒカシュー・フリー・インプロヴィゼーション・サミット】
坂田明さんやフーン・フール・トゥの人も参加。
インプロだったのでいつもの間奏のようなアヴァンギャルド
な感じが全編なのかと思っていたが、意外と普通の曲の
ように演奏していた。生のホーメイにやられた。



【TRAVIS】
ライブ初見。(だと思う)
パンフ写真と違ってボーカルの人が髭もじゃで
ずいぶんと老けて見えた。
声の伸びが惹き付けた。
ドラムのタイム感よかった。
後半の曲でメンバー4人がステージ前に
出て来てボーカルの人が
アコギ一本で歌い始めて、ドラムの人は
タンバリンやってて、途中から
そのアコギを弾くのと弦を押さえるのを
ベースとギターの人がそれぞれ別々に
担当した演出が面白かった。
みんな楽しそうだった。



【THE King ALL STARS】
加山雄三さんのバンド。
メンバーも豪華。最初心配していたが
オレンジコートは満員になった。
BPMの速いロックンロールをやる。
エルビスの曲もやってた。
オーディエンスはのりのりで凄い盛り上がり
なのだが、冷静にみるとオーディエンスも
バンドメンバーもたぶんスタッフ関係者も
全員、加山雄三さんに気を使ってるのが
ひしひしと感じられた。
そういう意味でも貴重なライブだった。
往年の名曲も聴けたし。
加山雄三さん途中で構成を間違えて
ボロボロの一幕もあったが、演奏後、
「ごめん俺の所為だ。俺が間違えた」
と謝っているのが可笑しかった。
いえいえ若大将に間違いなんかありませんぜ
若大将が正解ですと佐藤タイジ氏の
フォローも笑いを誘った。



【怪しい三人組】
おそらくオフィシャル出演者に載っていないのでは。
アトラクション枠。
サイレントブリーズで見たバンジョ(男性)と
スティールパン(女性)と歌+バイオリン(男性)の
3人組。歌っているのが詐欺師のような
インチキ魔法使いのようなおっさんで、
童謡のような民謡のような替え歌のような
そんなものを歌い踊る。
「くだらない音頭」は秀逸だった。
フジロック、くだらない、くだらないーおんどー
ベストアクトに入れてもよいと思っている。
当たり前と言えばそれまでだが
こんな僻地の出演者名すら載っていないのでは
ないかと思えるバンドでさえ、
楽器演奏が上手いというだけでなく、
そもそもエンターテインメントを熟知した
プロの技をお持ちなのだと感心した。



【フジウジ+トミー富岡】
迷わずベストアクトトップ3には入る。
もうこれは説明できない。
見てもらうしかない。
だから説明しない。
今回は3回観た。
フジウジさん、
客入れ時の「カモメは飛んだ」の熱唱。
トミー富岡さんの
「俺の、嫁の、叔父の話しを聞けー」
「うーみよー俺のうーみよー押せばーにじみ出ーるよー」
「赤いきつねと緑のたぬき」



また来年。



【FRF14 ギャラリー(2)】


オレンジコート(THE King ALL STARS)



ボードウォーク



フィールドオブヘブン



フィールドオブヘブン ロータスカフェ



フジウジ(フジウジとトミー富岡)
*写真撮影してツイッターで拡散せよとのご命令を受けての投稿である。念のため。



最終日ゲート

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