2012/07/03

(No.1754): 梅雨の等幅


雨予報だったので六級改号ducati m69
6先生に跨る。ひどく蒸し暑い梅雨の曇天をひっ
さげて夜はたくさん降ります傘を持って出掛けま
しょうという天気予報のお姉さんを鑑みつつ、雨
走行の後ってすごく汚れちゃうんだよなぁチェー
ンも錆てくるしぃ、などと気の小さいことを気に
掛けながら駆る夜の雨の東京はここぞとばかり潔
い匂いがする。

まずもって熱い。暑いのではない。いや暑いのだ
が、暑いのではなく熱いのだ。外気温5度を下回
れば走行時の手の指が痛くなるのと真逆的に外気
温23度を越えたあたりから急激に股ぐらに控え
ている奴さんの熱が、そりゃもう書いて字の如く
尋常じゃぁねぇ心持ちになるって寸法なんです。
正直に走ったあとの赤信号停車中の太もも裏側へ
えぐり込むような熱波の襲撃は、一般市民の皆様
方においては、到底信じてもらえない程の超常的
現象なのです。

この地獄的熱さに業を煮やし、過去にはトレリス
フレームの隙間に革ペラを貼るという暴挙は記憶
に新しいところ。屁の足しにも糞の代わりにもな
らない効果であったが、それでも今となってはそ
の革一枚といえども心の支えになったであろう。

本日の馬鹿屑ボロボログは相変わらずのくだらな
さと意味不明文法投棄満載に加えて字面に角をキ
チっと揃えた不気味な仕様となっている。次へ。


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