2012/07/30

(No.1772): FRF12良かったやつ


今年のfujirock筆者的ベストアクトは
CARIBOU」というバンド。

4人編成であった。
唄とシンセ的な担当この人がメインっぽい。
ドラム(生ドラムに電子パッドを加えたもの)、
ベース、ギター(ギターの他にシンセとうか
シーケンサーっぽいやつ)
という構成。



(CARIBOU セッティング中のホワイトステージ)

一聴すると人力テクノという感じだが、
曲によってはキックはシーケンサーで制御して
TR808系のブーミーに低域EQで加圧された音を
流しながらそれに生ドラムがかぶるという塩梅式。

ブレイクの合わせ方など、盛り上げるやりかたも
心得ていて、しかし、ブレイク一つとってみても
その内部制御はすこぶる複雑であろうことは
想像に難くないが、それをまるでおくびにも出さず
サラリとやってしまうことに格好良さを見出す。


そして「ゴジラ・放射能・ヒカシュー」。
オレンジコートではなくアヴァロンでの
ヒカシューを見た。
巻上さんの声も久々に聴いた。
魅惑のヴォイスパフォーマンスも素敵だった。

そして伊福部明氏の東宝怪獣映画音楽、
案の定のモスラのテーマ、
もちろんヒカシューのプヨプヨ、
そしてクラフトワークの放射能のカバー
というようセトリ。

それにしてもヒカシュー35周年という。
巻上さん56歳らしいが、本当に老けていない。
やはり好きな事を全力でやってる人って
老けない。
テルミンもいい音色だった。

そういえば、平沢さんも老けてない。
若干おでこが後退しているがそれも味。
58歳だけど、普通の58歳は
あんなもんじゃすまない。


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