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決めた。
何もなかったかのように連綿と続けることにする。
ただし、どうしても続けられない時は自然に預ける。
全ては思う儘に、自然の侭に。
夏が。
梅雨明け。
朝からまたたくまに三十度を越えてくれば
おきまりの股ぐら熱波大宴会の幕開けだ。
696cc空冷2気筒デスモドロミック何某から
伸びるむき出しスティール管に舫う
空間の歪みは、太もも内側と股ぐらの彼を
強襲するものである。
毎年、毎回、凝りもせずに、まったく
同じ事の繰り返し、同じ文言の繰り返し、
いったい、そんな、こんな、ツマラナイ文章を
誰が、どこの誰が、一体、読むというのだ
え、誰が読むというのだ、言ってみなさい、
ほら、そら、言ってみなさいとゆっている。
という相変わらずのお伺いをたてまして、
ねー、キミ、跨がってみてよ
モンスター696、ものすごく熱くない?
熱いでしょ、ねーほら、これでさー
真夏の炎天下の渋滞にハマってみてよ、
もうそりゃキミ、ジンジョウじゃぁないよ
何もしなくったって、この暑さだよ
汗だくでいるところへ持ってきて
股下にはさー、真っ赤に燃えたストーブを
両足で挟んでる、そんな状況を
想像してみて下さい、是非、想像して下さい。
わざと苦しいことをしてみる。
そりゃ、オツですな。
どうですか、キミも。
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