2013/07/01

(No.2011): 渋谷www mouse on mars な夜。


mouse on mars のライブを観に渋谷WWWを訪なう。
オープニングアクトに砂原良徳氏。

砂原氏のMacBook+MIDIコントローラによる
重低音グリッチ含みましてのテクノ。
VJの方(と思われる)と二人によるステージ。
華麗だった。美しかった。
これで終わっても、それはそれで満足なライブ。


転換後、mouse on mars。
後方に長四角のVJスクリーンを立て、
機材の配線ケーブルがぐちゃぐちゃしたテーブルの
前方左右にもVJ用の小さいスクリーンを配し、
AbletonLiveとWretchUpと小物機材群が奏でる音楽たるや、
唯一無二、変態的音響が、しかも稀に見る大爆音で
オーディエンスを襲う式。

一曲目が始まったとたんに、筆者は
にやにやしっ放しだった。嬉しくて。





ライブ後の機材テーブル近影。
テーブルの前方左右に見える白い板はMacBookにあらず。
VJ用の小スクリーン。
MacBookはその後方に鎮座していたと思われる。


セットリスト的には、Parastrophicsを中心としながら、
WOWからと思われる楽曲、インプロバイズ性が強いので
知っている曲も途中から魑魅魍魎と変化する楽しさ。
まったくもって揺るぎない。

そしてPAスピーカが割れるほどの大轟音。
しかしこれはちょっと出過ぎだったと思う。
久しぶりに、低周波で風を感じた。



アンディ・トマさんとヤン・ヴェルナーさんの
操作演奏の妙。
所謂トラディショナルな楽器の類はなく、
カオスパッド系やMIDIコントローラ、
あるいはiPhone、そしてミキサーといった機材群
を操作演奏する彼らの恰好の良さといったら
右に出るものはいないだろう。
クラフトワークのように直立不動微動だにしない的な
演出も悪くはないが、それはやはり、
クラフトワークというブランドないしは
ネームバリューがあってこその賜物と言えよう。
つまり、dewey、もっと動け。

さて、昨年のTAICO CLUBの時もそうだったのだが
ライブを前半後半と2セクションに分けているようで、
それぞれに楽曲群を一つのプロジェクトファイルに
まとめていると思われる。
従って、後半に移るときにはMCが入る。
ヤンさんのMC中に、アンディさんがプロジェクトファイルを
読み込む作業を行う。
という情景を今回も筆者は見逃さなかった。

23時よりBar何某でジャパン・ツアーのアフターパーティを
催しされるとのこと。しかもエントランスフリー!
mouse on mars のお二人もDJsetにてさらに
やってくれるという。
普通なら二つ返事で参加するところであるが
翌日が何故か仕事なので、無念の帰宅を期する。




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