2009/06/21

(No.808): 正しく808


7月20日ライブのためのスタジオリハ1回目。
stereogimmik再始動。

リハ一回目のテーマは、
往年の曲の思い出し作業と
新機材(※1)の操作&演奏の練習、
そしてスネアとのコラボ具合の確認。

などと並べているが
実際、最も重要なテーマは、
即ち機材群の正常稼動の確認に尽きる。

今回はMS404(※2)は使わずに新機材と
BR600(※3)による送出とした。
もちろん、NordLeadとボコーダーは使う。



懸案だった機材群の稼動状況である。
結果的に言うと、全く問題はなかった。
また各シールド類、ケーブル類についても
新規に揃えておらず、古いものでは既に
10年選手も存在しているのだが
ガリなどの症状もなかった。
尤も、リハ直前に全シールドのプラグを接点洗浄剤で
メンテナンスしておいたことも功を奏したのだろう。


さて、ハードウエアの問題はないことはわかったのだが
そもソフトウエアの方はどんな塩梅であろうか。

先ずは往年の楽曲を2曲だけやってみる。
新機材の音色選択制作やらアルペジェータやら
もちろん演奏などもろもろはEdieにお願いしている。
旧機材に仕込まれた各パートのトラック番号を
合わせて移植したので、その辺は大丈夫であろう。

ここで新機材の印象を一つ。
とにかく音が良い。
存在感のある音がする。
さすが、Rolandグルーブボックス最高峰だけのことはある。
ただムービングフェーダについてはライブ時には
ちょっと邪魔かもしれないと思った。



で、筆者のノードリード及びボコーダーであるが、
先ずは思い出し作業に2時間を費やす。
自分で作った曲なのに、すっかり忘れている。
とはいうもののリハ終盤では概ね思い出すことができ
新機材と供にわりと良い感じで演奏できた。

さて、今回試そうとしている唯一の生楽器である
スネアドラムとのコラボである。
思った以上に音と音との乖離がありすぎて
スネアが浮いてしまうことがわかった。
もちろん筆者の拙い演奏力による部分が大きいのであろうが
あまりにも、スネア音がリアリティ過ぎて
他の音象と交じり合うことが難しい。
せめて、あとキックとハットかシンバルがあればと思う。



ということで、今回はスネアを使うことはやめることにした。
目の前にある電子楽器でさえ満足に扱えていないのだから
もっと精進せよということなのだろう。


新機材(※1)
Roland MC-808
実は昨年の冬に既に購入していたが一回も使うことがなく
今回初めて使用している。
ムーヴィングフェーダーを搭載したサンプリングも可能な
グルーブボックス。
光テルミンもついている。

MS404(※2)
ドイツDOEPFER社のモノフォニック・アナログシンセサイザー。
ライブでは旧機材(Rolanda MC307)からMIDI受信し
主にベースで使用していた。

BR600(※3)
BOSS BR600。電池でも動くSDカードを使った8トラックMTR。
ライブではメインのバックトラック送出で使用している。
なおMTRとグルーブボックスとは同期していない。
stereogimmikでは全て人力によるポン出しが基本である。








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