2010/08/03

(No.1176): FujiRock10と自分総括と


世の中の不条理に比べたら
この給与明細に記載されている税抜き金額など
屁よりも足らない。何でもないことじゃぁないか。
あっはっはっは。
ということに気が付くまで
そう時間はかからなかったことにする。
物事はポジティブに考えよう死ネボケッ腐れッ
腐れッ腐って肥料になれッこのポジティブ思考野郎がッ
と、ツイートしたいのをグツと堪えて
フジロック2010の筆者総括を短文で行う。


ベストアクトは
7/31 ホワイトステージの「ONE DAY AS A LION」。
これに尽きる。
メンバーは ザック・デ・ラ・ロッチャ(Vo)と、
ジョン・セオドア(Dr)であり、
ライブではそれにmoogとキーボードを操る人が加わっていた。

ドラムとキーボードというシンプルな構成とは
思えない音の広がりと音圧と、何よりも
ドラムのグルーヴがずば抜けていた。
moogによるベースの重低音。
しかし、極めて単音、単調なベースのリフ、
加えてミニマルなキーボードメロディ。
それを全て包み込む全体をうねらすグルーヴが
がっしりとした一体感を持つ。
そこに紡がれるボーカルがまた味わい深い。

自動的な機械発音によるミニマルには飽きた。
このような意味のあるミニマルグルーヴに浸りたい。



次に、「CHRIS CUNNINGHAM」。
7/31 グリーンステージでのゲスト扱い。
土曜日のオオトリ。
これに尽きる。

感動した。
場所が場所だけに、感動具合には上限がない。
映像は言わずもがなである。
特筆はその音響が大変素晴らしかったことだ。
爆発したような不揃いの地響きノイズから始まり
瞬発力のある小粒をからめて次第にフロア仕様に持ち込む。
その全てが映像とリンクされており、もはや
じっとしていられない。

RUBBER JOHNNYが映し出されると
グリーンステージが歓声に包まれる。
子供は泣き叫び、老人は腰を抜かす。

かたや、目が離れてる女の子
グリーンステージが歓声に包まれる。
子供は泣き叫び、老人は腰を抜かす。

新作(というか筆者は初めて見た)の
寝ている少女の顔が変形する作品。
顔のパーツが酷くめくれ上がる、
目がデカクなる。くちびるが腫れる。
鼻がひっくり返る。
グリーンステージが歓声に包まれる。
子供は泣き叫び、老人は腰を抜かす。




7/30 「ヒカシュー」。
オレンジコートで。
フジロック初っ端には具合の良い出番。
5年ぶりくらいに巻上公一さんを見た。
オレンジコートって包容力がある。
巻上さんの歌唱力が冴える。
伸び伸び歌ってた。
バンドアンサンブルも流石に年季があり
安心感。
曲間のアヴァンギャルド加減も健在だった。
往年の名曲、プヨプヨ、パイクが聴けた。

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