2010/08/12

(No.1183): 3333kmとカーブ指南と


以前ドカマガ(DUCATI マガジン)に「曲がり方」
についてのレクチャーが載っていた。
そこには、クラッチを切って曲がると
曲がりやすい旨の記述があった。

えー?クラッチ切っちゃったら
動力がなくなってバランス不安定になるじゃん
おかしいよーそんなのー
と、思っていた。

まだM400に乗っていた時である。
このバイクは走行中の直角右左折では
セカンドにシフトダウンして、クラッチはつないだまま
半クラにもせず、動力を伝達させながら
曲がったほうがとても安定し、曲がりやすかった。
何度かクラッチを切って曲がってみたが、
バランスを失い怖かったのだ。

だから、クラッチを切っちゃうなんて。
と、思っていた。
実際、二輪教習ではカーブはクラッチは切らない。


ところが、現在乗っているM696では
それが通用しないのだ。
その原因は、適正速度バンドの違いによるものと推測する。
即ち、M400では低速走行においても
さほどのパワーがないのでセカンドギアでも
動力が適正に伝達されバランスの取れたバンドを維持できる。
そのため、安定して曲がることができる。

しかし、80PSのM696で20km以下で曲がる場合、
セカンドギアでは、ギアが合わず激しいノッキングが起きる。
しかし、ローギアではエンブレがキツ過ぎる。
綺麗に、バランスを保って曲がることが難しい。
もちろん曲がれないことはないのだが
かなり気を使う。

そこで、セカンドで半クラッチで曲がる。
或いは、ローで突き出してからスパッとクラッチを切る。
ただしローの場合はカーブ回転中にセカンドに
シフトアップしてからクラッチをつなげたほうがいい。
でないと激しいエンブレに襲われる。


そうか。
そういうことだったのか。

ようやく合点がいった。
つまり、くだんのドカマガに載っていた
「クラッチを切って曲がると曲がりやすい」は
そういうことだったのだ。


本日、復路。
3333kmを踏む。










0 件のコメント:

コメントを投稿