2010/08/02

(No.1175): FujiRock10と再起動と


よく、人に聞かれる。
フジロックって雰囲気がいいって言うよねどうなの
うんいいよ、
と答えるが、その言葉は
あまりにも無頓着で重さのない応えだったと
いつも痛感する。

実際、行ったことのない人に
どのように伝えればいいのか
筆者のような引き出しのない輩では
ほとほと困ってしまう。

あれがさ、これがさ、と言うのも
つまりわざとらしく聞こえるし
かといって、上述のような味も素っ気もない
言い方では、想像もつかない勘違いをされる
可能性もある。


フジロックを語る上で、(あくまでも一つの
ポリシーという概念を考えた場合)
最近、これはうまくその世界観を
著しているなと思った標語がある。

このやろう。スピード落とせ。ありがとう

実際に会場に立っている。


別のポリシーの概念を考える場合。
フジロックは広義の意味でマスコミやwebなどを使って
エコロジーやその他地球環境に関して、
様々な活動や思想を立ち上げているので、
そういう系統をあまり好ましく思っていない人々には
何か、胡散臭さを感じているだろう。

実際、筆者もそうだ。
しかし、である。
現場に行くと、そんなことなど、どうでもよくなる。
そんな胡散臭さなど鼻くそほどのことにしか思えなくなる。
全ては机上であり、己の想像の内にしかないのだ。

現場は、全然違う。
というか自然に行動に現れる。
いちいち人から言われる筋合いでもないことがわかる。


その証拠は、行けばわかる。


そして、3日目あたりで、
ようやく心も体も慣れてくる。
慣れた途端に、終了なのだ。
毎年そうだ。

これが、フジロック帰還症候群の原因だと思う。
現世モードへの遷移には時間を要する。
再起動コマンド投入。

































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