2010/07/14

(No.1163): 8TRと32TRと


筆者はまだATARIとMacにしか対応していなかった時代
からのCubase使いだ。
MIDIプログラミングのみのCubaseから使い続けて約20年、
今では音楽制作総合ソフトウエアにまで進化した。
一昔いや二昔前の、20,000円/1hもする
レコーディングスタジオ以上の機能を有している。

筆者はCubaseの進化とともに歩んできたので
バージョンアップの際には何よりも先ず
着実にアップグレードしてきた。

最新は「5.5」。
ところが、筆者の現在のCubaseは「4」である。
メジャーバージョンが一つ下である。

4から5にバージョンアップした際、
アップグレードを申し込まなかったのだ。
なぜなら、「4」の機能でやりたいことの
ほぼ全てが叶っていたからだ。
もう十分すぎるほどの完成された状態だ。
だからわざわざ「5」にする必要はなかった。

随分前の話になるが、
石野卓球氏が、CubaseVSTから現行Cubaseに
アップグレードする際、
音がいいからという理由でVSTのまま
使い続けたという逸話があったが、
筆者の場合はそういう色っぽい話ではない。




久々にCubase関係を電網で渡り歩く。
全然話しについて行けない。
時代はこう言っている。
64bitでの稼働状況を云々、
バーチャルMIDIキーボードが云々、
VariAudioによるボーカル編集云々、
LoopMash、Beat Designer、Groove Agent ONE・・・

興味をそそられるVSTiやプラグインが目白押しだ。
納得したい。
なんぁんだそんなもんかと納得したいだけなのだ。

だんだんと「5」でもいいんじゃなかろうか
という気になってくる。
だが、新たに操作をいろいろ覚えるのも
面倒くさいし、そもそも自前のこのノートPCで
果たしてちゃんと動くものなのか。

嗚呼面倒臭せぇ。


もう8TR MTRでいいや。

と、草原の上で、全裸で、大の字になって
豆かんを食べながら言いたい。










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