2010/07/02

(No.1154): 22番と公開レコーディングと


22番(※)の公開レコーディング風景。
別段、この方のことが好きというわけではないが
正当ではないにしろ、制作過程における
プロセスと創作の醍醐味が垣間見られるこの動画は
なかなか見応えがある。

ドラム。
味のあるいいドラムだ。
タイム感がすごくいいと思う。
ベーシストのドラムというのか。

ピアノ。
気持ちのいいバッキング。
オクターブでの味付けも控えめで好き。

ベース。
シンプルな8分ベース。
土台だ。

サイドギター。
ベースユニゾンでのバッキング。
アクセントも気持ち。

リードギター。
食って入るメロがカッコいい。
上物としても落ち着いた音色。


唄バージョン1。
that's all for now


唄バージョン2。
blue suede shoes



エンジニアのナイジェルさん。
protoolsだろうか、なんと素早い録音と編集だ。
前もって全ての楽器、マイクのセッティングを
終えているのは言うまでもないが
一番驚いたのは、つまり、ボーカル録音時に、
ポールがヘッドフォンをしていないことだ。
つまり、聴衆もプレイバック音を聴いているわけで
そのPAされた音もボーカルマイクが拾ってしまうのでは
と思うのだが。
公開レコーディングとはそういうことも含めて
録音することなのだ。


(※)22番
1980年に来日したポールマッカートニーが
大麻不法所持によって逮捕勾留された時の
拘置所内での番号。













2 件のコメント:

心眼 さんのコメント...

私もこの人大嫌いなんですけど、左利きのベースというだけで「22番みたい」と言われて困ります(笑)。

ドラムは右で叩くのも私と一緒。イヤだなぁ。イヤだし嫌いですど、やっぱりさすがですよね。絶対にツボを外さない感じが。

先日のポンタといい、面白いものを見させていただきました。


先日、SRの熱問題で書き込みした際、名前を書くのを忘れてしまってました。すいません。

dewey エフオピ さんのコメント...

>心眼さん
そういえば心眼さんも左利きでしたねー。

この動画はある程度、実際の制作過程がカットされて
いるっぽいので何ですが、
それでもやっぱり、あの色っぽいノリというか
ちゃんとかっこいい曲に出来上がっていくさまは
さすがだなぁと思いました。

それにしてもこの会場の雰囲気は不思議です。
だって、場末のナイトクラブ(死語)っぽいんだもん(笑


SRのお話は心眼さんだってわかりましたよー

コメントを投稿