2010/10/07

(No.1226): 全員部長と虚と


このくらいの年齢(四十代後半)になれば、
会社でも社会でもそこそこの役割や地位でもって
大人の立ち居振る舞いをするのが普通だろう。


というのは、実は虚であったのだ。


全ては、子供心が創り上げた幻影だったのだ。

即ち、
自分が子供の頃、中学生や高校生でもいい
その頃、四十代後半の「大人」など
もう雲の上の存在で、それだから
ものすごくちゃんとしてて会社でも偉くて、
部長だったり、社長だったりしたわけだ。

現実は、ぜんぜん違う。
へなちょこ人生だ。
だいたい、四十代後半の大人がみんな部長とかだったら
大変だ。


今でも筆者は中学生の時と同じ時間軸上に居る。
途切れてなどいない、ずっと同じ道だったのだ。
そういう、時間と記憶と意識が連綿と続いている、
続いていく、ということが彼ら子供にはわからないのだ。

ということが、四十後半のこの年齢になって
よくわかった。

そして、きっと20年後も同じなんだろう。
六十代なんて、人間として出来上がっていると
思ってしまうが、実はそうではなく
今の意識がそのまま連続していくのだ。



ドラムはうまくなっていたい。










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