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このくらいの年齢(四十代後半)になれば、
会社でも社会でもそこそこの役割や地位でもって
大人の立ち居振る舞いをするのが普通だろう。
というのは、実は虚であったのだ。
全ては、子供心が創り上げた幻影だったのだ。
即ち、
自分が子供の頃、中学生や高校生でもいい
その頃、四十代後半の「大人」など
もう雲の上の存在で、それだから
ものすごくちゃんとしてて会社でも偉くて、
部長だったり、社長だったりしたわけだ。
現実は、ぜんぜん違う。
へなちょこ人生だ。
だいたい、四十代後半の大人がみんな部長とかだったら
大変だ。
今でも筆者は中学生の時と同じ時間軸上に居る。
途切れてなどいない、ずっと同じ道だったのだ。
そういう、時間と記憶と意識が連綿と続いている、
続いていく、ということが彼ら子供にはわからないのだ。
ということが、四十後半のこの年齢になって
よくわかった。
そして、きっと20年後も同じなんだろう。
六十代なんて、人間として出来上がっていると
思ってしまうが、実はそうではなく
今の意識がそのまま連続していくのだ。
ドラムはうまくなっていたい。
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