2013/01/05

(No.1886): MACKIE CR1604の救出劇


年末の大掃除の時に
物置と化していた元スタジオ部屋から
MACKIE CR1604を救出した。
CR1604とは米MACKIEという
レコーディング機材メーカーが世に初めて出した
アナログミキサーであり、
後に出たVLZといった添字の付かない第一世代の
MACKIE卓である。
その直後に購入したもので所有してから
既に20年近く経つ。
コンパクトミキサーの先駆けとなった製品だ。






購入後10年ほどは使用していたがそれ以降は
電源を入れる事なく、物置と化した
元スタジオ部屋にずっと置きっ放し状態だった。
そんな折り、年末大掃除で筆者は
何かに憑依されたかのように
俺は今こいつを取り出す必要がある
俺はこいつを救済するために今ここにいるのだ
俺はッ、俺はッ、ムギィーィーッ
と絶叫しながらホコリまみれの
MACKIE CR1604を救出したという。

ホコリをぱっぱと払ったのみで
ケーブルを挿したら酷いガリもなく使用できた。
動いた、動いたぞ、いいぞ、いいじゃないか
使える、使えるぞ、いいぞ、いいじゃないか

物置と化した元スタジオ部屋は意外にも
大変過酷な環境だったのだ。
すなわち、
夏といえば室内温度は45度を遥かに超え
冬ともなれば氷点下まで下がる。
そんな激しい環境下でただで済む道理はない。
しかし、MACKIE CR1604は元気に音を
紡いでくれた。ほぼ完動なのである。


CR1604のヘッドアンプは秀逸でノイズのない
クリアでしかし太いという評判だった。
無メンテ状態でどの程度期待できるかは
未知数だが、そんなことよりも、
久々の旧友との再会的な感動が大きく
ちょっとノイズが入ったってガリったって
へっちゃらさ、へいちゃらさ、
そうさ、むしろ、むしろ
ノイジーになっていて欲しいくらいさ






今後、本格始動
というか本格メンテナンス実施予定。

はい、そのうち飽きる方に50点賭けます。


0 件のコメント:

コメントを投稿