2011/01/14

(No.1305): 蝶番破壊


二輪用として昨年購入した革のブーツ。
もともとバーゲン品であり、靴自体の
いや、材質などはよくできており
履きはじめの靴ずれはあったものの
こなれてくるとしっくりとハマる
実に気立ての良い革のブーツ。
このブーツは紐で締め上げる式ではなく
上面の2本のジッパーにて締める式なのである。

ところが、こなれた直後のこと、
右足側のジッパーの取っ手が取れた。
単に取れるだけなら、あらあらまた可愛い
ことを、などと受け流せるはずだったのだが、
この「取っ手」のジッパー側との接合構造に
由来して鍵型金具がポキンと折れているのである。
つまりジッパーに元通りに取り付けることが
出来ない取れ方をしたのだった。

えーッ、どうするのよー
と思ったのだが、まぁ片足だけだし
その取っ手が取れた方だって、
まだジッパーが1本あるし
まぁいいか
とそのままにしていた。

それから1週間後くらいに、今度は
左足側のジッパーから取っ手が取れた。
切断の仕様は、前回と同様である。
つまりジッパーに元通りに取り付けることが
出来ない取れ方をしたのだった。

りょ、両足分かー、でもまぁ
両方共もう一本づつジッパーがあるから
取り敢えず履けるし、使えるからこのままでいいや
とそのままにしていた。

冬が終わり、春になり、暖かくなると
革ブーツではなく別の靴で二輪に乗るようになった。
ブーツはそのまま放置。

そして、今シーズン。この冬。
さぁ、例の革のブーツでライディングだ。
相変わらず、ジッパーは壊れたままだが
まだジッパーは左右一本づつあるので大丈夫。


昨日。
概ね1年ぶりにくだんのブーツを履く。
そうそう、これこれ、このフィット感。

乗車後、ブーツを脱ごうとしてジッパーを下ろしたら
パキンムッと鳴って、接合部が破壊された。
右足のブーツ。
これで、完全にブーツの体をなさなくなった。

終了。



バイク用ブーツが壊れたので捨てた。
一行で済む話しだ。

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