2011/01/08

(No.1300): 夢見箱物


1300回記念
夢見る箱モノ R社編



Roland TB-303



1982年発売。
TR-606をドラマーとし、
TB-303をベーシストとして
売り出したものの、鳴かず飛ばずで
あっという間に世間から忘れ去られた。

ところが、それから十数年たった
1990年代中盤あたりにアシッドハウスから
火がついて、爆発的な人気者に。

80年代の偉大なマシンの一つとして
現在でもその人気は衰えていない。









Roland TR-808



1980年発売。80年代初頭において
その筋の方々には需要はあった。
しかし、定価15万円だったので
貧乏学生(筆者は高校~大学の頃)には
なかなか手が出せない。
そしてリスペクトしているミュージシャン達の
インタビュー記事には、808で打ち込み云々
という行があり、我々にとっては
まさに夢見る機械だった。

80年代中期には、
MIDIやデジタル化の波と共に
表舞台から次第に姿が消えてゆく。
しかしその期間はあまり長くはない。
ヒップホップや先のハウスの台頭とともに
生ドラムの代用品などではない一つの真の
独創的なカテゴリーとして君臨する。

80年代の偉大なマシンの一つとして
現在でもその人気は衰えていない。

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