2011/01/10

(No.1301): 制動観察


筆者は、前を走っているクルマが
マニュアル車かどうかわかる。
それはブレーキランプの点き方で判別できる。

だいたい、この国の公道を走っている
95%のクルマはオートマチック車である。
(CVTのような無段変速機、或いは
クラッチなしマニュアル等も含む)

オートマチック車というのは
ギアチェンジを人間が行わず
自動車の機能で勝手に適切なギアに
切り替える仕組みのことだ。
従って、運転技術としては
運転手はハンドルとアクセルとブレーキだけ
注力していればよい。

一般的に、オートマチック車というものには
クリープ現象というものが存在する。
即ち、アクセルを踏まなくても
超低速(人の歩く速度程度)でスルスルと
動いてしまう現象のことである。
従って、オートマチックのDレンジの場合、
常に動力が車輪に伝達されている状態である。

一方、マニュアル車の場合。
発進する時は、クラッチペダルを踏み、
ギアを1速に入れ、アクセル+半クラッチで
動力を伝達させ、クルマを動かす。
クラッチを踏めば、即座に動力は遮断される。
(オートマチック車もNレンジに入れれば
動力は遮断されるがNレンジと
マニュアル車のクラッチ踏み込みまたは
ギアニュートラルでは意味合いが異なる)


オートマチック車は
クリープ現象の所為でブレーキを踏み込み続ける。
のろのろ運転の時もブレーキを踏みっぱなしが多い。
だからブレーキランプは常に点灯。

しかし、マニュアル車の場合は
必要な部分でしかブレーキを使わない。
しかも、停車中はハンドブレーキをかけて
足ブレーキは踏んでいない方が多いだろう。









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