2008/06/12

(No.483): サンレコ7月号


流し読み。TENORI-ONの全容。
音源は内蔵しこのハードウエアで
完結するところがいい。
スピーカーも内蔵。

WEBのみの販売で121,000円とのこと。
高いのか妥当なのか。

付録のDVDで実演を観る。
ジム・オルークのライブと
コーネリアスのライブ。

ジム・オルークはアンビエントな流れを踏襲し
音が次第に重なり、消え、浮き、沈み、
混沌とした一体感とでもいう不思議な音場。
楽器というよりはコントローラ風な見え方。

一方、コーネリアスのパフォーマンスは
分かりやすいアプローチで楽器としての見え方が秀逸。
TENORI-ONで1音ごとに重ねられた点の音を
綺麗なハーモニーに昇華させるとともに奏でた「点」が
「EYES」という文字を表し
それをバッキングにKORGカオシレーターで
ハモるテルミン音を演奏。

TENORI-ON以外の新しい電子楽器もいくつか紹介されており
くだんのmonomeのライブ映像も収録されていた。
ライブにおける楽器演奏と光の導線という視点では
monomeの方が一枚上手のような気がする。

が、TENORI-ONは一台完結型という思想が素敵だ。

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