2008/06/19

(No.490): 1本50円


たばこが1000円になるかも知れない。
今の倍の600円という話もある。

消費税を上げると言うと殆どの国民から
猛反発を食らうことは必至であり、
それならば、ということのたばこの値上げだという。
来るべき総選挙を睨んだ与党の策である。

喫煙者から見れば、たばこを値上げする前に
やることがあんだろうがッ、税金の無駄使いをやめろ、
と声があがるだろう。
昨今の官における居酒屋タクシー問題であったり
とにかく税金を湯水の如く無駄に使っていることには間違いない。


たばこが1000円になると喫煙者が今の1/3程度に
減少すると見られているが、それでも税収入は
3兆円にもなるとのこと。
そうなれば、消費税を上げなくてもよいという。

また600円に設定した場合も、喫煙人口の減少が1000円の
場合よりも少なくなるため、
やはり収入は同じくらいになるとの見方である。
何れにしても、消費税値上げ分を喫煙者が負担するという構図になる。

財政云々ということは考えずに、
たばこと健康被害というワードに顕される通り、
時代の潮流から鑑みても先進国においては、
たばこの値上げというのはある意味道理とも言える。

たばこを吸う人がどんどん減り続け
総国民が非喫煙者となれば、
たばこを巡る社会的身体的道徳的諸問題や数多誤解も
速やかに解決するだろう。

昔、煙草という嗜好品があった。
葉っぱに火を点けてその煙を吸うのだという。
香りを楽しむのだという。
人体には悪影響があるのだという。
面白い風習だな。
と。


なお、筆者は喫煙者である。





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