2009/07/14

(No.828): 轟竜の祖


「ダコタ」の皮膚。鱗がはっきりと見て取れる。
6500万年前の草食恐竜ハドロサウルスのミイラ。
1999年に発見し、2007年に詳細な分析が行われたとの由。
発見した場所に由来し「ダコタ」と名づけられた。
(出典:http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/news/20071204/index.shtml



皮膚の組織は完全で、たんぱく質の元となる物質などを
抽出できたという。血液などの成分がミイラ化とともに
残っており、もしその中から、ヘモグロビンが検出でき、
DNAが採取されれば、ジュラシック・パークを地で行くことになる。

それにしても、今まで恐竜というのは
骨や歯しか残っていないものと思っていたが
この「ダコタ」のように
ミイラ状のまま化石化しているものも
数点あるということを知った。
その中でも「ダコタ」が一番保存状態がよく
且つ完全な部分が多いという。

恐竜ってこんなウロコに覆われていたんだ
ということがわかる。
不思議だ。

ちなみに、いろいろ電網でこのあたりを探っていたら
面白い記事を見つけた。

ティラノサウルス・レックスの大腿骨の化石から採取した
タンパク質を分析したところ、種の進化を示す系統発生樹上で
ティラノサウルス・レックスはトカゲやワニではなく
ニワトリやダチョウに近いことがわかった
という。
まさに鳥類の先祖は恐竜である。

ティガレックスって腰の低いティラノサウルス・レックスみたい。









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