2009/07/20

(No.834): ライブ後記


今回もまた、お世話になっている
Trash Sugar ( punsuca 、TSV) さんのイベント
MODULATION GYM に出演させて頂いた。



そして毎度おなじみだが
今回も我々以外の出演者様方の素敵なライブを堪能できた。
自らが出演者であるにもかかわらず、半分以上、
観客の雰囲気だった。
それくらい、他のバンド、ユニットの内容が面白かった。

基本路線はエレクトロ方面だが、
そういう既成にはとらわれないジャンルレスな
独創的で価値のある素晴らしい内容だった。

転換時の主催者TSVさんのVJライブも見事。
画像サンプルを組み立てたリズム構成や
そのネタがお馴染みのテレビ番組からだったりして
キャッチーでカッコイイ素敵なVJだった。
映像を交差して投影する手法も
ライブハウスではないこういうハコでは
照明的意味合いもあり、非常に効果的だったと思う。
そして何より各出演者さんたちにぴったりのVJというのも
流石、TSVさんならではである。



モリカワヤスシさんの本格的なテクノライブ。
後半の音圧が厚くなるところのテクニックがすごい。
反復による陶酔感を久しぶりに感じた。
いつも安心して委ねられるライブである。



チップチューンという表現が正しいかわからないが
ゲームボーイだけで行うToufuさんのライブ。
驚愕至極。
とてもゲームボーイとは思えない緻密な音象、
リアルタイムで加工しながらなのか
はたまたリアルでパターンを組んでいるのか
とにかく、カルチャーショックを浴びた。



唯一のバンド構成の高品格さん。
立ちエレドラムとロボット歌唱、キーボード、
ベース、ギターといった構成。
バンマスのエレドラの方、
ドラマーというだけあってめちゃくちゃうまい。
あの指技はハイファナ以来だ。
個人的には一番stereogimmikに近いと思った。
完全なる人力テクノ。かっこいい。



以前の「幹」さんの時よりも一層独自な世界観を
創り出してきた木目鳥さん。
玩具楽器の数々とシーケンスされたバックトラックとの
融合やそも演者木目鳥さんのキャラクターが
ストーリー性を伴って、非常に不思議な世界を創っている。
カエル・テルミン、はじめて見た。



ギター1本でノイズ・エンビエントなABARENBOWTENGさん。
静と動のメリハリがすごい。
ギターだけでここまで創り出すことができるのか
という驚きを齎す。
無音から恐怖を感じるほどの大音響までの
スコープの広さに感動した。
静があるから動が引き立つ。
動があるから静が生まれる。
ということを学んだ。



で、stereogimmikは久しぶりのライブにもかかわらず
いつも通りで淡々とした流れ。
それでも昔よりはけっこう動いたかなぁ。
ライブの出来は及第点か。
新曲もまずまず。
失敗も特になかった。
「20世紀DNA」のソロもうまく弾けた。珍しく。


で、拙stereogimmikの写真も動画も一切なし。



では、次回まで。









2 件のコメント:

小ちる さんのコメント...

タイムテーボーのとおりだと帰れなくなるので今回はご遠慮しましたー。

dewey エフオピ さんのコメント...

>小ちるさん
いえいえ、お気遣いなく。
そちら方面でライブができればいいんですけどねぇー。
なんせ薄い活動なもので(笑

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