2009/07/28

(No.838): returned from FRF09 vol-2


前夜祭:雨 ふったりやんだり
金曜日:雨 大雨、小ぶり、曇り、大雨
土曜日:午前中から午後まで晴れ曇り 夜雨も
日曜日:朝晴れ間、昼午後ゲリラ豪雨、夜晴れ











セットチェンジ時の風景が好き。

筆者はドラマー(少々)であり、stereogimmikも
さることながら、ライブ経験は少なからずあるので
いわゆるリハにおける音出しのダンドリとして
先ずもってドラムのセッティングから
行われることを知っている。
キック、スネア、ハット、タム、シンバル、
そしてセット全体という流れで音作りが行われる。




この音出しのPAチェックには
アーティスト・クルーにより多少違いがあり
その変化を見聴きできるのもまた愉しみの一つだ。

ドラムキットのチェックは万国であまり違いはないが
マイクチェックのチェック用文言は各国で異なっており
興味深い。
すなわち、破裂音の高域チェックに用いる音が
「ツ」と「チ」と「セ」に分かれる。
例えば、日本人に多いのが「ワン、ツー」と発音するケース。
外国でも「one two」と言うケースもあるが、
今回は「you say」というパターンをはじめて聴いた。


さらに、
今回は本人たちによるリハーサル風景も観ることが出来た。
普通、音楽フェスにおいては、PAチェックこそすれ
演奏によるモニターチェックや外音チェックは
行わないことが多いのだが、
いくつかのバンドではそも本人達がステージにあがって
リハを行っていた。
なお、有名アーティストの場合は、
このようなことはないようだ。

見たのは、
ROVO、SEUN KUTI & EGYPT 80、
それと、高橋幸宏バンドの高田漣さん千住宗臣さん。


ROVOの時のドラムチェックの際、
叩いている人がダブルストロークをバラララと
やっていて、最初、えらくうまいローディーだなー
などと思っていた。
キックとスネアとハットだけでお願いしますと
PAから言われて、叩き出したグルーヴに耳を疑った。
ものすごくカッコイイ16ビートを叩き出したからだ。
ハットを16分全部叩いているわけではなく
スネアのフラム的なバララ感と
16分ウラのアクセントとか、キックの入れ方とか、
確実に本職ドラマーの腕であると確信した。

実は、その人はローディーではなく
ROVOのホンモノのドラマーの人だったというオチ。
ROVOの岡部洋一さん芳垣安洋さんの
リハーサル用ドラム演奏の風景は新鮮だった。












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