2010/04/12

(No.1084): 30周年とパンダと


今年はFIAT Panda生誕30周年である。
昔ながらのPandaもNewPandaもその区別なく
お祝いする。



 
前に拙コラムでも記したが
筆者がFIAT Pandaにはじめて接したのは
1989年頃だったと思う。


(以下拙コラムより抜粋)
「旧友Nと当時乗っていたルノー5に乗って、
山手通りと早稲田通りの交差点のところにある
JAX(当時フィアットのディーラー)まで行き、
パンダの試乗をした。
今思うと当時はまだ若かったせいか、
パンダの良さを発見できなかった。
作りの素朴さというか、
例のハンモック側ダッシュボードなんかを見て、
なんじゃこりゃと思い
スイッチ類のつまみなんかがポコッと外れたりして
なんかちゃっちい作りだなぁという印象だった。」


この印象は事実だった。
ただし、ベンチシートで左ハンドル、4速MT、
エアコンなし、といった佇まいは
意外とイケるだろうと思っていた。
ところが何を勘違いしたのか、
細部の作り込みの甘さの部分ばかり気になって、
今一歩踏み込めなかったのは
若気の至りである。

この時は、パンダではなくミニを買った。
結局、6年かけてミニを2台乗り継ぎ、
ローバー200に1年半ちょっと、
その後VWポロに7年以上乗り、
2004年にようやくFIATへ帰ってきた。
この時はPuntoだった。

そして2008年、Panda100HPとして筆者の
四輪タイムラインに姿を現したのである。

1989年当時のパンダとは少々異なる血の
パンダにはなったが、
FIATとという血統には間違いはなく
パンダ・アニバーサリーな年にパンダに
乗れていることを心底誇りに思う。


次回は
我々は宇宙のアミノ酸から
作られているのだからの巻。

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