2010/04/11

(No.1083): ETC交換の儀と同期deweyと


土曜 昼。
つつがなく、新スーダラ丸六級DUCATI M696+を駆り
ドカ屋ディーラへ赴く。
くだんのETC故障により新品交換の義のためだ。
待ち構えていたらしく、どたんばたんと手続き後
では2時間後にという運びに。

一旦家へ戻るダンドリとして、しかし歩く。
普通に歩けば小一時間か。
ということは往復で2時間。
ということは着いて踵を返して戻らないとならない
ということに今更気付き、速やかにタクシーを止める。

1時間半後、再びドカ屋へ。
某私鉄駅方面歩きがてら、速やかに
再びタクシーを捕まえる。

ETC装着完了。引渡し。
「新しいETC本体は例の端子部分のパーツが
どうやら変更されているようです」
「やはり不具合が多かったのでしょうか」
「メーカーに聞いたんですが、
別に不具合はなかったと」
「そいつは怪しいですね」
「なにかありますね」

メカさん立ち会いのもと、ETCカードを挿入。
無事青点灯で認識された。
それにしても、この時勢、少々痛い出費だった。




土曜 夜。
deweyライブの練習のため代々木のスタジオへ赴く。
今回から、いよいよペダルも持参した。

よく考えたら、数年前にペダルを買ったはいいが
ろくなメンテナンスもしていなかったので
鉄塊と化していた。
ペダルは足で扱う分、かなり激しく可動するので
ネジ類やバネ類など気に留めておく部分が多い。
ライブ本番中に、ピキーンとネジでも飛ぼうものなら
キックなしでやらなくてはならない。
それも最高だが。


今回のスタジオ練習の目玉はなんと言っても
打ち込みオケとの同期演奏である。
この形態での楽曲は2曲あり、
一つはオリジナル楽曲で平さんが制作したものを
筆者がライブ演奏用にミックスしたもの。
もう一つはカバー曲だが同じく平さんが打ち込んできたもの。

先ず結果から言おう。
今回ドラマー(筆者)はヘッドフォンの類は付けずに
オケと同期するのだが、やはりモニター環境の性能に
高い比率で依存することがわかった。

リハーサルスタジオにあるモニターで再生する場合
部屋鳴りも含めて、ピーキーな帯域があり
オケの鳴り具合とドラム音(特にシンバル系)との
マッチングが非常にシビアである。
つまり、オケが非常に聴き取り難いのである。

大音量にすればするほど顕著である。
かといって、オケが小音量では、
そも生ドラム音でかき消えてしまい合わせられない。
その中間地点の音量バランスと、生楽器とオケ、
そして重要なのは、同じモニタースピーカーから発音される
生演奏シンセ音とボーカルとオケとのバランスである。

これら複雑な帯域のぶつかり合いにより
ドラマーが抽出すべきポイント音の取得が
容易にできなくなるのだ。

ましてや、本番ではライブハウスのコロガシ
(ステージ床に設置してあるモニタースピーカー)を使い
本番前サウンドチェック時のみで確認できるという
高いハードルも加わるのである。

解決策は以下の三通りであろう。

1 ヘッドフォンでオケをモニターする。
2 類まれなテンポ感を養う。
3 そんな面倒くさいことは気にしない。


1 これが王道だが、やはりできればフリーフォーマットでいたい。
2 類まれなテンポ感を養うには、あと30年くらいかかりそう。
3 やはりこれしなかい。

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