2009/01/30

(No.687): ツチハチノコをくれ


期首棚卸(原価)ッ期首棚卸(原価)ッ
とメモ帳に打ち込みながら
モンハンというPSPのゲームをやる。

後ろの席のW君とオンライン集会所で会う。
「黄金魚、ぜんぜんみかけないんだけど」
「マップを出たり入ったりしてみてください。稀に出ます」
「ところで餌は釣りミミズでいいの?」
「いえ、黄金ダンゴです」
「そんなの持ってないよ」
「黄金ダンゴは釣りホタルとツチハチノコを調合します」
「ツチハチノコ?そんなの持ってないよ」
「たくさんあるからあげますよ」
「ほほー」
「ハチミツとこんがり肉もいります?」
「くれくれ」


モンスターハンターという世界は
この常世の世界ではなく
全くリアリティのない別世界の話しである。

依頼主の依頼により様々なモンスターを
狩ることが目的である。
モンスターといっても荒唐無稽のものではなく
恐竜などの古代生物に近い。
地球ではない別の星で別の進化体系の基に
生まれたという印象。
ただし、その詳細は不明である。

狩猟そのものが目的とはいえ
付随した様々な要素がモチベーションを向上させる。
その際たるものは、狩ったモンスターから採れる
肉や骨、皮などの素材やフィールドに数多く存在する
植物、昆虫、魚類、鉱物、そのほか様々な素材の
収集である。

素材は、それだけで効果があるものもあるが
ほとんどは他の素材と調合することで
新しいアイテムや、武器、防具へ変貌する。

もちろんレベル上げ的な要素もあり、
且つ、オンラインで複数のプレイヤーと力を合わせて
クエストをこなしたり、アイテムの交換などもできる。

またアイルー族という、二足歩行可能で人語が話せる猫
に近い生き物を食事係や狩猟のお供として雇うことも出来る。
これらアイルーを育てるという側面もある。

そもそも、登場人物が人のようで人でない。
ハンターの暮す村の村長だって
よく見るとちょっとおかしい。
三頭身だ。
やはり、ここは地球とは別の太陽系の惑星の話だろう。

若者向けのちゃらちゃらゲームなのかと思っていたが
かなり奥が深い。
パラメタの多さといった表面上の目に見える複雑さ故の
奥深さではなく、取り巻く世界観とかゲーム・シーケンスとか
設定要素とかそういった内面的な面白さの持つ奥深さである。









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