2010/01/15

(No.1005): 空洞と高密度と


ポチッとした翌日ソッコウで到着。
TunebugVibe

ものすごい早さだ。アマゾンの物流。脱帽。
24時間すらかかっていない。

さて、それはともかく、
さっそく箱から出してみる。

重い。150gとのことだが
小さい分、持った感じはズッシリくる。
それとiPod付近と同系列なデザイン。

付属品は、充電用USBケーブルと
ミニステレオプラグのオーディオケーブル。
そして、収納も”兼ねる”サウンドベースと
呼ばれる箱。

この箱が曲者。
というか、キモだ。
蓋を開けると、ウレタンの仕切りがあり
本体がぴったりと収納できる。
しかし、この箱は収納のためだけではなく
この箱の上に本体を置き、
それを平らな机などの上に置く。
そうすることで、比較的良い音で鳴るように
設計されている。

「堅く平らで中が空洞のもの」の上に
本体を置くことが、
この機械が常に良い音で再生できるポイントなのだという。




本体の中心にあるものが電源スイッチであり、
スイッチの周りにLEDがある。
このLEDの点き方でバッテリー残や充電中等の
サインを表示する。

では、充電してみる。
















充電もそこそこにして
さっそくiPodを接続して音を出してみる。

















サイトの説明通り、ながら聴きにはこれほど
ぴったりな機器はない。
音の成分としては、基本的には中域を中心に
している。これは機構上やむを得ない仕様だろう。
低域はほとんどない。

箱の上ではなく、いろいろなもので試してみた。
その結論として、わかったことがある。
密度の高いもの、例えば、厚い木の板とか
中身の詰まった壁とか、そういうものは
中高域ばかりが立ってしまい、音量も小さい。

一方、空洞のある堅い平らなもの
例えば、安普請のドアの板とか
向こうが空洞の壁、このようなものは
低域がかなり出るし、音量も大きくなる。

面白い。

ちなみに、閉じられた空洞があるものは
良い結果になるのかと思って
本棚にあるガラスの引き戸で試してみたが
意に反してかなり甲高い音響になった。
音もやけに小さくなった。


スピーカーという当たり前の音響装置ではなく
家の中にある様々なモノから音が出るという
この現象が、面白い。

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