2010/01/18

(No.1007): togawaとhirasawaと


それにしても、戸川さんのこの佇まい
最高だ。
平沢さんとのツーショットも素敵。
曲後の平沢さん、インタビューで緊張している。
微笑ましい。



思い出してみると、この戸川純さんの
「昭和享年」で平沢進さんを再認識したのだった。
それまで、もちろんP-MODELの人という程度で、
強いてあげれば「ミサイル」とか
「フルヘッヘッヘッ」とか「美術館で会った人だろ」とか
それくらいの印象だった。

しかし、この「バージンブルース」をはじめ、
「アカシアの雨がやむとき」、「リボンの騎士」
などのアレンジを担当した平沢さんに
なぜかすこぶる親近感を覚えたのだ。
輪郭のはっきりとしたアレンジであり、
所謂エレクトロやテクノではなかったが
その匂いはぷんぷんと残しつつ、
弦と電子の中間色という微妙な色合いで
筆者の嗜好に合致した。

奇しくも、「昭和享年」は
平沢ソロ第一弾「時空の水」と同じ
1989年発表であり、戸川+平沢のコンビは
1991年アルバム・バーチュアルラビット「山頂晴れて」
まで続くことになる。


なお、91年の渋谷公会堂ライブ時
くだんの関係でINVITATIONチケットを頂き、
且つ、ライブ終了後、渋谷公会堂の楽屋にて
打ち上げに参加させて頂いた。
そのとき、戸川純さんも出演されており、
けばけばしい花束を直接お渡ししたことがある。
戸川さんはテレビでみる、あの通りの
アンニュイな雰囲気だったが、
でもきちんと礼儀正しい方だった。

記憶が定かではないが、
戸川純さんが欠席したライブもあったので
花束を渡したのはひょっとしたら、
別の日のライブの時だったかもしれない。

















未だに大切に保管してある。
INVITATIONチケット。


それにしても
22時の報道番組での
フルなんとかいう輩の
この当時のタカビーぶりは
なんとかならんものか。

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