2013/03/14

(No.1936): 古いアレももちろんいいんだけど聴いたこともない新しいアレも好き


音楽の嗜好は人それぞれである。
そして誰がどんな音楽を好もうが
この国では自由だ。
なんぴとも咎めることなどできぬ。


一般的には年齢が上がってくるに従って
若い時分に聴いた或いは影響を受けた
音楽を懐かしく偲ぶこともあるだろう。

筆者なら子供の頃に聴いた
60年代~70年代の昭和歌謡の類などは
まさに懐メロになる。
例えば
いしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」とか
ピンキーとキラーズ「恋の季節」とか
新谷のり子「フランシーヌの場合」とか
ジャッキー吉川とブルーコメッツ
「ブルー・シャトウ」とか
好き。

そうして、お父さんはぁ会社の帰りー
飲みの二次会あたりでカラオケボックスに
なだれ込むんでありますー。
(小沢昭一の○○の心だー的)


上記、昭和歌謡は筆者がせいぜい5歳だの
6歳だのといった幼少の頃の曲である。
どちらかといえば筆者達の親の世代で
あれば、このあたりの昭和歌謡は
20代に聴いた懐かしい曲であるから
今70代や80代の方々は
目を細めるだろうと思う。
だから
少し筆者の感じている曲の背景とは
感じ方が異なるだろう。

その方向で鑑みると
筆者の年代で10代後半~20代の頃、
1979年あたりから1980年代
ただしく音楽としての影響を色濃く
受けた時代であり、この当時の音楽
は実は未だに引きずっているものが多い。
それは当然、
KRAFTWERKでありYMOでありP-MODELである。
これら御大達の楽曲は当然iPhone5に
入っており、日々聴いてはいるが、
それが全てではない。

40代を過ぎ50代に差し掛かった今でも
常に新しい音楽に接していたい。
当たり前のこととして先駆者の偉業や
作品に対してはリスペクトしつつ
ありったけの敬意を表すものである。
が、いつまでも30年も前の音楽に
縛り付けられることはしたくない。

そして御大達彼らもまた、
現代を活きて生きているわけで
進化し続けている。
だから、今の彼らの音楽を聴きたい。

同じように、今生きている
聴いたことのないようなサウンド。
特に電子音楽の雑駁なまでの音象を
もっている聴いたことのない音楽
「なにーこの変なのー」的な
というものにも積極的に反応したい。

無名だろうがベッドルームミュージシャン
だろうがそんなことは関係なく、
そういうサウンド、音楽には
興味は尽きない。





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