2014/01/23

(No.2124): DUCATI M696 改めの徒然


我が二輪であるところの
六級改号別名ducati monster696何某に
乗り始めて早5年目になる。
総走行距離もあと2千キロほどで3万キロに達する。
近年のDUCATIにしては走っている方だと思う。
実際筆者の通うドカ屋ディラにおいて
ウチの店のモンスターの中で一番走ってますよ
という勲章を得たのは記憶に新しい。
とはいえ、消耗部品の数々を定期的に
とっかえひっかえしているので
状態はすこぶる快調である。

そんな六級改号であるが、どうなんだい
そろそろ新しいバイクが気になって
来るてぇことぁないのかい
という心の声に耳を傾ける。

しかし、一向に他のオートバイが眼中に
飛び込まない。
強いてあげればTriumph THRUXTONくらいか。

ちなみに、今のDUCATIの新車各車も同様。
Monsterシリーズくらいしかピンとこない。
しかしM1200が水冷だと知ってちょっと引いた。
筆者の場合基本空冷。
L型ヘッドを取り囲むように掘られた
フィンの形状を持つエンジン造形が好み。

だから
DUCATI Monster696は筆者の嗜好に
寸分の違いもなく納まっているのだ。
だから、全く飽きない。
もうわたくしの身体はMonsterの搭乗姿勢が
沁みついてしまっている。

DUCATI Monster696の好きなところ徒然。

【全体のフォルム】
六級改号は黒いタンクのため全体的に甲虫を
思わせる。
且つ、六級改号は
ハンドル位置の低さとバーの短さ、それに
ミラーをイモラミラーに交換し、且つ且つ
リアフェンダーレスキット装着の由にて
甲虫フォルムがより一層際立っている。
ブーチン(メスのカブトムシ)とか
カナブン系統。
または蜂系統。




【音】
六級改号はノーマルマフラーである。
そもそもオリジナルのエキゾーストノートが
素晴らしい。
特に太くて丸い低域サウンドが魅力だ。
そこにデスモドロミックの機械音が加わり
排気音を構成している。




【搭乗姿勢】
基本は前傾姿勢。(軽めの)
M696のハンドル高さは意外と低いので
日本人はアップハンドルに交換する方が多い。
なぜなら楽な運転姿勢になるからだ。
しかし我が六級改号は敢えてハンドルの
高さはノーマルのままとした。
且つ、ハンドルの長さをかなり短くしたので
一見するとセパレートハンドルに見える。
従ってライポジは前傾姿勢をとる。
しかし前傾のほうがニーグリップや
下半身重心がしっかりできるから好きだ。




【操作性】
よくDUCATIは曲がり難いと評されることが
多いが、筆者は曲がり難いと思ったことが
一度もない。
当然ライテクなど無に等しい筆者である。
そんなド素人が言うのだからむしろ
間違いではあるまい。
当然サーキットでの話ならば当てはまる
はずもないが、街中の交差点での超低速
直角曲がりなど、そのバランス性能は
大変優秀だと思う。
ふらついた事など一度も、ぬ。
ニーグリップと目線をしっかり基本通りに
操れば、すこぶる安定している。
Monsterは高速ばかりではなく、いや
超低速でこそ優秀なバンランス性能を
持っているのではないだろうか。


【エンジン機関関係】
湿式クラッチとはいえ空冷L型2気筒
デスモドロミックエンジンは多少なりとも
クセを持っている。
ホンダの優秀エンジンとは雲泥の差。
(ホンダ>ドカ)
しかしこの味に魅了されればこっち側の
人間に成り下がる式。
ちなみにオイル漏れ上等の式



【匂い】
最後は、匂いだ。
オートバイのカテゴリで「匂い」とは。
この筆者の屑ブログにことあるごとに
吹聴してまわっているように
筆者はDUCATIの「匂い」が好きなのだ。
特にドカ屋のショールーム内の匂いは
タマラナイ。
(ショールームでは半分くらいは
タイヤ匂なんだけどねー)
走行後、エンジンを切ってカバーを
掛けようとしている時、
はんなりと香る、陶酔するあの、
あの、匂い。
おそらくはSHELL ADVANCEのオイル匂
なのではないかと推測するが
とにかくエンジン周辺から立ち込める
魅惑の香り。
タマラナイ。






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