2009/11/08

(No.937): 大型二輪・2段階7時間目の巻


さぁいよいよ、大型二輪教習の最後のコマ。
2段階の「見極め」である。

2-Dコース+課題コースという前回の
流れなのだが、教習開始時に指導員から
何かやっておきたいこととかありますか
と聞かれたので、
課題走行がちょっと不安ですと答える。

先ずは2-Dコースを検定試験同様に走行する。
後ろから指導員が着いて来る。
緊張。
コース順路はもう完全に覚えたので
あとはウインカと目視確認、走行ライン、
各種交通状況に沿った法規走行に集中して走った。
見通しの悪い交差点で左足を着いた以外は
概ねいい感じだった。
課題コースはスラロームと急制動はなんとか走れたが
波状路がやはり不安定でがたがただった。
一本橋は落ちない程度。秒数度外視。
で、発着点に戻る。

指導員が、コース走行は概ね問題はありませんでした。
確認もちゃんとやってましたし、漏れもなかったです。
あすこ(見通しの悪い交差点)で足着いてましたね。
それくらいです。
では、降車してみて下さい。
と言う。

と、言われて、しばらく動作がでてこなかった。
ニュートラルにして、エンジン切って、
後方確認して、降車、サイドスタンドかけて
ハンドルを左に倒して終了。

はいいいです。
と言われる。

では、課題を集中的にやりましょう。
もうコースは走らなくていいですから
外周→課題コースの繰り返しで。
御意。
そこからスラローム→急制動→波状路→平均台(一本橋)を
数回繰り返す。

急制動と一本橋は概ね良好とのこと。
fopさんのスラロームはアクセル回しすぎです。
大型は7秒台で通過しなくてはいけませんが
スラロームで速く走るのにアクセルは必要ありません。
アクセルで速さを出すのではなく
無駄のない走行ラインを走ることが
速さにつながるのです。
とおっしゃる。

こういうことです、と指導員の後ろに乗り
今更ながらに体験する。
驚愕のスラローム。
4年前の普通二輪から数えて何十回と指導員の後ろで
スラロームは経験したが
これほど神々しいスラロームを筆者は経験したことがない。
ニーグリップをがっしりとやっておかないと
ふっとばされる。
それほど、回転時のGがすごい。
しかし、アクセルを無駄に吹かしてはおらず
まさにひらひらひらという形容の如く
パイロンを縫う動作は無駄が一切ない。
上半身はほとんど動かない。
下半身でのみ、腰でくいくいやってる感じ。

fopさん、体が動いてます。
後ろに乗っててもわかります。
上半身は動かさないで一緒に腰で乗ってみて下さい。
といって、再度スラロームをやる。
ものすごいGだ。
こりゃ、はっきり言って、そんじょそこらの
にわか大型教習生が出来るもんじゃない。
イメージは十分にわかったが
相当練習を積まないとやれったって無理だ。


そして、波状路。
数回に渡って練習してきたが
ようやく、なんとなく、コツがわかってきた。
何回目かの波状路走行後、
fopさん、今の波状路良かったですよ。
そんな感じで!
という。
そうか、あんな塩梅でやればいいのか
とよくわかる指導だった。

助走中に立ち、姿勢を作る(作ってるつもり)
リアブレーキで速度を落とし、進入に備える。
ここで、既に半クラッチにしておく。
山に乗りあがる刹那、アクセル一発入れて
半クラッチを気持ちつなぐ
で、すぐアクセル戻しと半クラッチを気持ち切る。
この繰り返し。
難しいのは、この繰り返しが最後の方で
テキトーになってくる。
まぁなんとか、そこは、なんとか切り抜けよう。
おふー


その後、コース走行1回、課題コースを数回やって時間になった。

見極め結果。
合格。
スラロームは8秒台ですが、もうパイロン接触しなければ
いいでしょう。
とのこと。
半分諦めの境地だ。


嗚呼、、とにかく
大型教習が全て終わってしまった。
あとは卒業検定だ。

それにしても、大型教習の印象は
とにかく早い。
もっともっと練習したいのに、
あっという間に終わってしまう。

あんた、一体、波状路を何回走ったのだ。
たったの7、8回に過ぎないではないか。
7、8回走っただけで、それで、
検定受けるのかッ、えーッ、どうなのよ。
と言いたい。
もっと練習してぇー


だから、卒検前日自由練習のコマを予約。
卒業検定は15日となった。

おひょー

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