2009/11/01

(No.929): 大型二輪・2段階4時間目の巻


結果から言おう。
波状路、怖い。

なんなんだあの感覚は。
今まで経験したことのない
二輪運転感覚である。

波状路走行とは立ち姿勢でバイクに乗り
アクセルとクラッチを使って
連続している突起物を乗り越える走行である。

参考動画

ただ、↑の動画では突起物を乗り越える時に
アクセルを開けていない。こういう方法もあるらしい。



今回の教習は2段階用コースつまり
四輪も走っている大きなコースの中の
検定課題コースの第一弾である。
つまり、
スラローム、急制動、波状路、そして一本橋
という怒涛の面白コース四連続。

このコマは筆者を含め5名。
筆者以外は全員普通二輪だった。
波状路以外は共通なため、ほぼ一緒に
教習を受ける。

波状路走行は二輪待合所にある教習DVDを
見ていたが、実際の感じはどうなんだろう
と少々不安だった。

最初、指導員が親切丁寧に教えてくれるのだろう
とタカをくくっていたのだが
波状路を指導員が走るその横を歩いて
見て覚えろという。
そんな、いきなりそんなこと言われても
できましぇん・・・・
と心で泣き叫びながら、指導員の走りをガン見する。
うーんさすがにうまい。

はいじゃーやってみようって
言われてはいはいとできるわけもなく、
イメージトレーニングが活かせるのかどうかッ

結果もう、ぜんぜんだめ。
指導員がそんなへっぴり腰じゃだめでしょ。
と言う。
御意。

ようやく、傍らのCB750のスタンドを立て
その上で立ち乗りの姿勢を練習する。
思っていたよりもかなり前方に立つことがわかった。

先ず座った姿勢から立つ。
膝を少し曲げて、足はタンクをはさむのだが、
股間がちょうどタンク燃料給油口の少し後ろくらいに
位置になるようにする。
相当、前方だ。

背筋は伸ばす。
あごは引く。

腕からハンドルに体重がかかってしまうが
ハンドルには体重をかけずに
足の挟みこんでいる部分に重心がくるようにする。
肘と膝でショックを吸収する。


2回目、お話にならない。
頭ではわかっているが、ぜんぜんできないのだ。
バランスを崩したりすることはなかったが
突起物とアクセルのタイミングが合わない。
合わな過ぎる。

山を越えてからアクセルあけてどうすんのッ!
と怒られる。

途中で、CB400に替えて、750との違いを体験する。
いや、マジで、もう全然、ぜんッぜん違うッ
というか、CB400ってこんなに小さかったっけと思った。
挟んだタンクのちいさいこと。
両足もべったり地面につくし、
何より、軽い。

これで、波状路やったら、けっこううまくできた。

指導員が、
うまくできたでしょ。違いがわかりましたか
と問う。
断然軽いので、波状路でもコントロールが
効き易いのだそうだ。

4年前、CB400のなんと重いことか
なんと大きいことかとビビっていたが
今はなんて小さいんだと心底思った。
人間の順応性というのは計り知れない能力だと思った。


慌しくこのコマも終了し、
残りはコードネーム「2-D」という最後の3時間を残すのみとなった。
この3時間で検定コース、今回の怒涛の面白コース四連続を
みっちりと練習する。

なお、本日久々にやったスラロームは
大変にひどい出来だった。
指導員からも、スラロームひど過ぎる
だから、そのあとの急制動もうまくいかないんだと
叱責される。

スラローム、アクセルとブレーキのかみ合いが
悪くてギクシャク。
急制動、40km/hにするのが遅くてブレーキのタイミングが早すぎる。

あと3時間じゃ無理、無理。

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